『激震』の詳細情報

激震
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タイトル 激震
サブタイトル
著者 [著者区分]西村 健 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1000円 シリーズ 講談社文庫
ページ数 528p Cコード 0193
発売予定日 2024-12-13 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784065362426 判型 文庫(A6)
内容紹介
阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件と未曾有の災厄が相次いだ一年、
戦後五十年かけてこの国が築き上げたあらゆる秩序が崩れ去っていく……。
昭和史の闇を抉った傑作『地の底のヤマ』の著者が描き出す平成の奈落。

雑誌記者として奔走した自身の経験が生んだ渾身の力作長編。

年明け早々に阪神地方を襲った大地震に衝撃を受け、被災地に駆けつけた
ヴィジュアル月刊誌「Sight」記者の古毛は、その凄まじい惨状に言葉を失う。
神戸でも火災被害の激しかった長田地区では焼け跡に佇む若い女と遭遇。
夕方の光を背にこちらを振り向いたときの眼はかつて戦場で出会った少年兵とそっくりだった。
果たして彼女は何者なのか?
目次
著者略歴(西村 健)
西村健 1965年福岡県福岡市生まれ。6歳より同県大牟田市で育つ。東京大学工学部卒業。労働省(現・厚生労働省)に入省後、フリーライターになる。1996年に『ビンゴ』で作家デビュー。その後、ノンフィクションやエンタテインメント小説を次々と発表する。2005年『劫火』、2010年『残火』で日本冒険小説協会大賞を受賞。2011年『地の底のヤマ』で第30回日本冒険小説協会大賞、翌年、同作で第33回吉川英治文学新人賞、2014年『ヤマの疾風』で第16回大藪春彦賞を受賞する。著書に『光陰の刃』『目撃』『不死鳥』などがある。
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