『円かなる大地』の詳細情報

円かなる大地
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タイトル 円かなる大地
サブタイトル
著者 [著者区分]武川 佑 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
2450円 シリーズ
ページ数 416p Cコード 0093
発売予定日 2024-10-02 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784065366844 判型 46変形
内容紹介
恨むな。憎むな。あらゆる声へ耳を傾けよ。そして――とこしえの和をなせ。

時は戦国、北の大地。謎多きアイヌの壮年・シラウキが人喰いクマの襲撃から助けた少女はなんと、蠣崎氏当主の娘・稲姫だった。礼として居城に招かれるが、それが思わぬ和人とアイヌの戦の引き金を引いてしまう。
稲は己の無知が招いた惨状を目の当たりにして、和睦には自ら打って出ることを決意する。
一方シラウキも稲姫の姿に心打たれ、少年期の惨劇の清算を和睦へと託すのであった。無頼の女傑、女真族、恐山の怪僧……二人は心強い協力者とともに和睦の中人となりうる出羽国・安東氏のもとへ向かう。
果たして二人は、「とこしえの和」を実現することができるのか。
いま最も注目を集めるヒストリーテラーが贈る、乾坤一擲の本格歴史エンターテイメント。

目次
著者略歴(武川 佑)
武川佑(たけかわ・ゆう)
1981年神奈川県生まれ。立教大学文学研究科博士課程前期課程(ドイツ文学専攻)卒。書店員、専門紙記者を経て、2016年、「鬼惑い」で第1回「決戦!小説大賞」奨励賞を受賞。甲斐武田氏を描いた書き下ろし長編『虎の牙』でデビュー。同作は第7回歴史時代作家クラブ新人賞を受賞。2021年、『千里をゆけ くじ引き将軍と隻腕女』で、第10回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。その他の作品に『落梅の賦』『かすてぼうろ 越前台所衆於くらの覚書』『真田の具足師』がある。
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