『最終列車』の詳細情報

最終列車
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タイトル 最終列車
サブタイトル
著者 [著者区分]原 武史 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
820円 シリーズ 講談社文庫
ページ数 384p Cコード 0195
発売予定日 2024-11-15 ジャンル 一般/文庫/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784065370568 判型 文庫(A6)
内容紹介
平成(コロナ以前)の思考とは何か
鉄道の本質とは何か

鉄道を愛する政治学者による、思索の到達点/出発点

原武史さんは鉄道をひとつの場として考え、近代日本史のなかに置いてその歴史や現状をとらえてゆく。鉄道を通してその背後にある歴史を見てゆく。(略) 車両から一歩外に出て、鉄道を取り巻く場、環境をとらえてゆく。開かれた鉄道本である。(川本三郎「解説」より)

平成の時代から令和の現在に至り、鉄道という交通手段の本質はいかに変質したのか。
新幹線が増え、ローカル線が衰退する。
豪華列車が登場し、地方で廃線が増える。
そして、コロナ禍が人間どうしの距離を引き離し、鉄道の公共性は失われてゆく。
日本近現代史における「鉄道」の意味を問う愛惜の鉄道文化論。
目次
著者略歴(原 武史)
1962年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。東京大学大学院博士課程中退。明治学院大学、放送大学教授経て、明治学院大学名誉教授。専門は日本政治思想史。『「民都」大阪対「帝都」東京』(講談社)でサントリー学芸賞、『大正天皇』(朝日新聞社)で毎日出版文化賞、『滝山コミューン一九七四』(講談社)で講談社ノンフィクション賞、『昭和天皇』(岩波書店)で司馬遼太郎賞をそれぞれ受賞。ほかに『〈出雲〉という思想』、『可視化された帝国』、『皇居前広場』、『沿線風景』、『団地の空間政治学』、『レッドアローとスターハウス』、『皇后考』、『「昭和天皇実録」を読む』、『平成の終焉』、『 〈女帝〉 の日本史』、『地形の思想史』、『「線」の思考』、『一日一考 日本の政治 』、『歴史のダイヤグラム』、『戦後政治と温泉』『象徴天皇の実像』など著書多数。
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