『徳川海上権力論』の詳細情報

徳川海上権力論
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タイトル 徳川海上権力論
サブタイトル
著者 [著者区分]小川 雄 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
2350円 シリーズ 講談社選書メチエ
ページ数 324p Cコード 0321
発売予定日 2024-09-12 ジャンル 一般/全書・双書/日本歴史
ISBN 9784065371411 判型 46
内容紹介
◆近世は「水軍」が連れてきた!◆
緻密な実証とグローバルな視点による、最新研究の精華
《SHOGUN 将軍》で描かれた按針のモデル・三浦按針がもたらしたものとは何か?

徳川将軍家の権力・権威にとって、軍船は欠かすことのできないものだった。それはなぜか?
戦国の片隅の小勢力が「将軍」という最強の盟主の地位に登り詰めたのは、海上軍事の力があってこそだったからだ。
水の上の視点から、中世から近世へと列島の権力構造が移りゆくさまをダイナミックに描き出す!

【本書の内容】
序章 徳川権力にとって海上軍事とは何か
第一章 戦国大名・徳川氏と東海地域の水軍
第二章 徳川氏による水軍編成の本格化
第三章 豊臣政権の下で変容する徳川氏権力と水軍
第四章 水軍が支えた徳川権力の全国政権化
第五章 徳川家康の対ヨーロッパ貿易 「扇の要」向井政綱・忠勝父子
第六章 西国統治と「鎖国」 拡張する海上軍事体制
第七章 「水都」にして「軍都」=江戸
終章 東西ユーラシアの海上軍事と徳川権力

【登場する主要人物】
ウィリアム・アダムス/ジョセフ・アダムス/天野景能/天野重房/石川重勝/石川政次/稲生重次/今村重長/今村正長/小笠原一庵/小笠原権之丞/小笠原忠真/小笠原長住/小笠原信元/小笠原信盛/小笠原広勝/小笠原広光/岡部貞綱/岡部長盛/岡部正綱/岡部元信/小浜景隆/小浜利隆/小浜広隆/小浜政精/小浜光隆/小浜守隆/小浜安隆/小浜嘉隆/角屋七郎次郎/九鬼守隆(友隆)/九鬼嘉隆/ヤコブ・ヤンスゾーン・ファン・クワケルナック/高力清長/榊原職直/ディエゴ・デ・サン・フランシスコ/清水政晴/清水政吉/千賀重親/千賀信親/千賀与五兵衛/曽我古祐/ルイス・ソテロ/竹中重義/竹本吉久/寺島斧之丞/ファン・テーリョ/藤堂高虎/戸川達安/戸田尊次/戸田忠次/戸田忠昌/戸田忠能/フランシスコ・モレノ・ドノソ/内藤家長/内藤政長/中島重次/中島重春/中島重好/中安種豊/乃美景継/長谷川長綱/長谷川藤正/長谷川藤広/支倉長経/服部左京亮/服部政光/花房正成/花房幸次/林茂右衛門/樋口淡路守/樋口関大夫/彦坂元正/セバスティアン・ビスカイノ/細井勝吉/堀内氏善/本多重次/本多忠勝/本多忠政/松平家清/松平家忠/松平家信/松平家広/松平清善/松平清宗/松平定勝/松平定綱/松平定房/松平定行/松平定頼/松平忠明/松平忠利/松平頼重/間宮高則/間宮信高/間宮長澄/間宮武兵衛/水野守信/溝口重長/向井忠勝/向井直宗/向井正方/向井正重/向井政綱/向井正俊/村上景広/森村重/ファン・バウティスタ・デ・モリナ/雄誉霊巌/ヤン・ヨーステン/ジョアン・ロドリゲス/渡辺織部/渡辺喜兵衛/渡辺弥一郎
目次
著者略歴(小川 雄)
1979年、神奈川県に生まれる。日本大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程満期退学。現在、日本大学文理学部准教授。博士(文学)。専門は日本中近世移行期史。主な著書に、『水軍と海賊の戦国史 中世から近世へ』(平凡社)、『徳川権力と海上軍事』(岩田書院)などがある。
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