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『ここでは言葉が死を招く』の詳細情報
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タイトル
ここでは言葉が死を招く
サブタイトル
著者 [著者区分]
嶋中 潤 [著・文・その他]
出版社
講談社
レーベル
本体価格
(予定)
1800円
シリーズ
ページ数
320p
Cコード
0093
発売予定日
2024-10-17
ジャンル
一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN
9784065372883
判型
46変形
内容紹介
日本という国が檻のようだーー。
不寛容、偏見、差別、利権。
命に係わるこの場所には持ち込ませない。
金子由衣の勤める医療刑務所分院では、外国人受刑者のための翻訳機の導入、通訳の確保が課題となっていた。現在由衣が担当する外国人受刑者は、肺動脈性肺高血圧症のインド人女性、卵巣癌のベトナム人女性、そして宗教上の理由で輸血を拒絶しているアメリカ人男性の三人。意思疎通に不安を感じながらコミュニケーションと治療を重ねていたが、治療を台無しにする事件がおきてしまったーー。
目次
著者略歴(嶋中 潤)
1961年、 千葉県生まれ。東北大学理学部卒業、東京工業大学大学院修了。国際宇宙ステーション利用業務に従事。2013年、『代理処罰』で第17回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。
著書に、無戸籍者の苦悩を描いた『貌なし』、国際宇宙ステーションでの国際テロを描いた『天穹のテロリズム』、死刑制度に翻弄される者の悲哀を描いた『死刑狂騒曲』など。
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