『善悪の彼岸』の詳細情報

善悪の彼岸
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タイトル 善悪の彼岸
サブタイトル
著者 [著者区分]■フリードリヒ・ニーチェ [著・文・その他]
■丘沢 静也 [翻訳]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1380円 シリーズ 講談社学術文庫
ページ数 368p Cコード 0110
発売予定日 2024-10-10 ジャンル 一般/文庫/哲学
ISBN 9784065373200 判型 文庫(A6)
内容紹介
「みんながそうしているから」の「奴隷のモラル」を笑い飛ばせ! 新訳でよみがえった晴れやかなニーチェが贈る、人間への比類なき応援歌。

「怪物とたたかう者は、そのとき自分が怪物にならないよう用心するがいい。長いあいだ奈落をのぞいていると、奈落のほうもお前をのぞき込む」――。
有名なこの言葉が収められた『善悪の彼岸』は、1886年に自費出版で刊行されました。
「畜群社会」や、キリスト教道徳、神、真理など「既得権益としてのモダン」という巨大な敵に独り対峙しつづけたニーチェの言葉は、刊行から150年近くを経た今もなお、読む者の心を世界中で強く揺さぶり続けています。

「愛によってなされることは、いつも善悪の彼岸で起きる」
「思い上がった善意というものがある。それは悪意のように見える」
「自分自身を軽蔑する者は、いつもそのとき、軽蔑ができる自分を尊敬している」
「生と別れるときは、オデュッセウスが〔スケリア島の王女〕ナウシカアーと別れたときのようにするべきだ。――惚れているのに、というよりは、祝福する気持ちで」

これまでのイメージを覆す、晴れやかで軽やかなニーチェ訳に定評がある訳者がお届けする、21世紀の『善悪の彼岸』!

 【本書の内容】
はじめに
第1部 哲学者たちの先入観について
第2部 自由な精神
第3部 宗教的なもの
第4部 格言と間奏
第5部 モラルの自然誌について
第6部 私たち学者は
第7部 私たちの徳
第8部 いろんな民族といろんな祖国
第9部 高貴とは何か?
高い山々から――後歌
訳者あとがき                                                              
目次
はじめに
第1部 哲学者たちの先入観について
第2部 自由な精神
第3部 宗教的なもの
第4部 格言と間奏
第5部 モラルの自然誌について
第6部 私たち学者は
第7部 私たちの徳
第8部 いろんな民族といろんな祖国
第9部 高貴とは何か?
高い山々からーー後歌
訳者あとがき 
著者略歴(フリードリヒ・ニーチェ)
1844-1900年。ドイツの哲学者。著書に『ツァラトゥストラはこう言った』(1885年)、『善悪の彼岸』(1886年)、『道徳の系譜』(1887年)、『この人を見よ』(1908年)など。
著者略歴(丘沢 静也)
1947年生まれ。ドイツ文学者。著書に『マンネリズムのすすめ』、『恋愛の授業』ほか。訳書にカフカ、ヴィトゲンシュタイン、ニーチェなど。
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