『江戸の犯罪録 長崎奉行「犯科帳」を読む』の詳細情報

江戸の犯罪録 長崎奉行「犯科帳」を読む
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タイトル 江戸の犯罪録 長崎奉行「犯科帳」を読む
サブタイトル
著者 [著者区分]松尾 晋一 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ 講談社現代新書
ページ数 288p Cコード 0221
発売予定日 2024-10-17 ジャンル 一般/新書/日本歴史
ISBN 9784065374849 判型 新書(B40)
内容紹介
江戸時代の「大都会」長崎。200年、全145冊の記録が明らかにする時代の素顔!
抜荷発覚を恐れて自害した犯人の死体を塩漬けで保存。死骸を磔/心中相手を刺殺するも自分は死にきれず、自首して斬首に/奉行所から障子を盗み出したところを見つかり死罪/漁師のはえ縄が引き上げた銀子から抜荷が発覚。犯人は全員死罪/偽銀作りで親が死罪・獄門。子どもは縁座で遠島/遠島先で人を殺して死罪/1人の女が3人の男と密通。女を巡って刃傷沙汰を起こした男2人は刎首獄門、もう1人の男は陰茎切、女は鼻そぎ/密通相手の男を斬殺した夫はお咎めなし。密通した妻は死罪。
目次
序章  江戸時代の「リアル」を知る
第一章 長崎における「罪と罰」
第二章 人間模様さまざま――酒、男女の仲、喧嘩口論
第三章 犯罪者たちの素顔
第四章 法をくぐり抜けようとする者たち――「抜荷」を事例に
第五章 「隔離」された人びと
終章 「犯科帳」とはどんな史料か
著者略歴(松尾 晋一)
●著者紹介
松尾晋一(まつお しんいち)1974年生まれ。九州大学大学院比較社会文化研究科博士課程単位取得退学。長崎歴史文化博物館研究員を経て、現在、長崎県立大学地域創造学部教授。博士(比較社会文化学)。専攻は、日本近世史。著書に『江戸幕府の対外政策と沿岸警備』(校倉書房)『江戸幕府と国防』(講談社選書メチエ)がある。
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