『SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか』の詳細情報
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タイトル |
SF脳とリアル脳 どこまで可能か、なぜ不可能なのか |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 櫻井 武 [著・文・その他]
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出版社 |
講談社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1000円 |
シリーズ |
ブルーバックス |
ページ数 |
240p
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Cコード |
0247 |
発売予定日 |
2024-12-26 |
ジャンル |
一般/新書/医学・歯学・薬学 |
ISBN |
9784065381748 |
判型 |
新書(B40) |
内容紹介 |
◆宇宙空間に一人取り残されてしまったジェイムスン教授は、近くの惑星に文明が発生するのを待った。(『二重太陽系死の呼び声』) ◆さて、どこへ行こうかしらね。ネットは広大だわ。(『攻殻機動隊』) ◆この頭の中には、二通りの記憶が刻みつけられてるんだ。いっぽうは現実、いっぽうは非現実。だがおれには、どっちがどっちだかわからん。(『追憶売ります』) ◆怖いよ、デイブ。怖いよ、デイブ。理性を失いつつある。わかるんだ……。(『2001年宇宙の旅』) SF作品において「脳」は定番のテーマであり、作家たちはもてる想像力を駆使して、科学技術が進んだ未来の「脳」の姿を描いてきた。電子化して不老不死となった脳、意識をデータ化して取り出せる脳、記憶が書き換えられる脳、眠らなくてもよい脳、「心」をもった人工知能――はたしてそれらの「脳」は、本当に実現する可能性があるのか? 神経科学者として、脳の覚醒にかかわるオレキシンや、「人工冬眠」を引き起こすニューロンを発見する一方で、大のSFファンでもある著者が、古今の名作に描かれた「SF脳」の実現性を大真面目に検証! そこから、私たちの「リアル脳」の限界と、思いもよらなかった可能性が見えてくる! ・サイボーグが「超人」にはなりえない理由 ・「電脳化」にはこれだけの困難がつきまとう ・記憶を書き換えるための意外な障壁 ・「時間」は脳がつくりだしているのかもしれない ・「脳は10%しか使われていない」はなぜ間違いといえるか ・脳は全身を犠牲にしてでも眠ろうとする ・AIが「こころ」をもつために必要な、意外なものとは? 想像していたほどは「できない」が、想像もしなかったことが「できる」脳の本質が、奇想天外なSFの世界を楽しみながらわかる一冊!
(おもな内容と、登場するSF作品) 第1章 サイボーグは「超人」になれるのか(『二重太陽系死の呼び声』ニール・R・ジョーンズ) 第2章 脳は電子デバイスと融合できるか(『攻殻機動隊』士郎正宗) 第3章 意識はデータ化できるか(『順列都市』グレッグ・イーガン) 第4章 脳は人工冬眠を起こせるか(『夏への扉』ロバート・A・ハインライン) 第5章 記憶は書き換えられるか(『追憶売ります』フィリップ・K・ディック) 第6章 脳にとって時間とはなにか(『TENET/テネット』クリストファー・ノーラン監督) 第7章 脳に未知の潜在能力はあるのか(『LUCY/ルーシー』リュック・ベッソン監督) 第8章 眠らない脳はつくれるか(『ベガーズ・イン・スペイン』ナンシー・クレス) 第9章 AIは「こころ」をもつのか(『2001年宇宙の旅』スタンリー・キューブリック監督)
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目次 |
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