『作家の黒歴史 デビュー前の日記たち』の詳細情報

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タイトル 作家の黒歴史 デビュー前の日記たち
サブタイトル
著者 [著者区分]宮内 悠介 [著・文・その他]
出版社 講談社 レーベル
本体価格
(予定)
1600円 シリーズ
ページ数 256p Cコード 0095
発売予定日 2025-03-27 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784065388549 判型 B6変形
内容紹介
自分の黒歴史、ここまで弔えますか?

一度は滅却したブログ、mixi、日記を掘り起こし、過去の尖りまくった「自分」と出会いなおすことで見えてきたものとは――?

「宮内さん、そんなに見せちゃっていいんですか?!」担当編集も驚愕!
作家・宮内悠介が赤面必至(!?)で挑んだ、著者初にして最高にソウルフルでファニーな自己批評エッセイにして弔いの鎮魂歌!

――もちろん、いま現在も恥ずかしくて間違っていることは疑いない。



作家・宮内悠介が誕生する十年以上前。
誰に向けてでもなく、一人虚空に吼えるように書き連ねた大量の日記、詩、散文の数々。
思想強めに自己を開陳、息を吸うように政治の話をし、プログラマとして働きながら本当に作家になれるのか怯え、終わった恋を引きずり、呪われたアパートに住みながら、深夜に街を徘徊したあの頃――。
ダークサイドに追いやった過去の自分と対峙した先、聞こえてきたのは、どこまでも「純」な生命の息吹だった!
目次
著者略歴(宮内 悠介)
1979年東京都生まれ。1992年までニューヨーク在住。早稲田大学第一文学部卒業。2010年に短編「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞選考委員特別賞(山田正紀賞)を受賞。2012年に連作短編集『盤上の夜』として刊行しデビュー、同作で第33回日本SF大賞を受賞。2013年に『ヨハネスブルグの天使たち』で第34回日本SF大賞特別賞、2017年に『彼女がエスパーだったころ』で第38回吉川英治文学新人賞、『カブールの園』で第30回三島由紀夫賞、2018年に『あとは野となれ大和撫子』で第49回星雲賞(日本長編部門)、2020年に『遠い他国でひょんと死ぬるや』で第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞、2024年に短編「ディオニソス計画」で第77回日本推理作家協会賞(短編部門)、『ラウリ・クースクを探して』で第11回高校生直木賞を受賞。著書に『国歌を作った男』『暗号の子』など多数。
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