【災害シミュレーション小説の第一人者の集大成!】
【推薦コメント続々!】 ●地球科学の最新予測がふんだんに盛り込まれ、必ず来る激甚災害がリアルにイメージできる! 鎌田浩毅 (地球科学者・京都大学名誉教授)
●破滅的な大惨事を描くリアルな予測小説であり、政治家の的確な判断と行動力を描く優れた政治小説だ。 池上冬樹 (文芸評論家)
●その日は近い。生き残りたければ、これを読め! 解答はすべてここにある。 郷原宏 (文芸評論家)
202×年7月。 長年危惧されていた南海トラフ巨大地震が発生し、日本列島の太平洋岸は壊滅状態に。 若き環境大臣・早乙女美来は、特に被害が大きかった愛知へ向かった。 名古屋では、地元IT企業「ネクスト・アース」がAI技術を駆使して開発した〈エイド〉によって、迅速な行方不明者の捜索と救助、避難所運営がおこなわれていた。 追い打ちをかけるように東京直下型地震が発生。 さらに8月には、過去最大級の大型台風が首都圏を襲う。 東京のビル群は崩れ落ち、閣僚の大半が亡くなり、緊急事態に対応するため美来が史上最年少で総理大臣に抜擢される。 しかし、絶望的な状況で、ついには富士山噴火の予兆が見え始め…… 初の女性総理・早乙女は、ネクスト・アースのCEO・利根崎に協力を仰ぎながら、日本最大の危機に立ち向かう。 崩壊に向かう日本を救うことが出来るのか――。
【著者略歴】 高嶋 哲夫 (たかしま・てつお) 1949年岡山県生まれ。慶應義塾大学工学部卒業、同大学院修士課程修了。日本原子力研究所研究員を経て、カリフォルニア大学に留学。79年、日本原子力学会技術賞を受賞。 94年「メルトダウン」で第1回小説現代推理新人賞、99年「イントゥルーダー」で第16回サントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞。 他に『ミッドナイト イーグル』『M8 エムエイト』『TSUNAMI 津波』『原発クライシス』『東京大洪水』『首都感染』『富士山噴火』「沖縄コンフィデンシャル」シリーズなど著書多数。
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