新婚・新九郎、怒濤の文明19年の幕開け!
文明18年、秋。 太田道灌の死は関東中に広まり、 やがて、京の新九郎の耳にも入る。
甥・龍王丸の家督争いの相手・今川新五郎の後ろ盾が世を去り、 安心してもよいはずだが、複雑な想いの新九郎。
龍王丸の帰駿に向けての準備を進めるが、 当の本人が「帰りたくない」と言い始めて……
駄々をこねるかのように「駿河は怖い」と言う龍王丸に 困り果てる新九郎だが、更に 姉の伊都から、姪・亀の婚礼の差配を頼まれたり、 妻・ぬいの体調が思わしくなかったりと 頭を悩ませる事態が続出。
いつだって家族にも時代にも振り回される男の、 踏ん張り時の文明19年がやってくる!
【編集担当からのおすすめ情報】 主人公・新九郎ももうアラサー。 室町時代当時だと、歴戦のベテランとも言える歳ですが、 なぜかいつまでたっても奔走している新九郎。
しかし、正義感が強く、道理を大事にしてきた彼も “武士”として、“大人”として、時にあざとく、ずるく、先回りをして 自分の家のために決断することが増えてきました。
そんな新九郎の成長はもちろん、 甥・龍王丸のマイペースな当主への歩みにも注目していただきたい15集です!
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