『人斬り以蔵の道理』の詳細情報

人斬り以蔵の道理
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タイトル 人斬り以蔵の道理
サブタイトル
著者 [著者区分]吉川永青 [著・文・その他]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
1900円 シリーズ 単行本
ページ数 304p Cコード 0093
発売予定日 2024-05-22 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784120057861 判型 46
内容紹介
元治元年(一八六四年)、土佐藩の獄卒・小田切聡介は尋問の場にあった。罪人の名は岡田以蔵。かつて幼なじみであったこの男は、数多の人々の命を奪った罪に問われ、さらには聡介の兄を殺害した下手人である可能性があった。張りつめた空気の中、以蔵は子どもの頃と変わらぬ笑顔で、自らが手を染めた殺人の記憶を語り始める。
幕末期の記録に残る岡田以蔵の不可解な言動。そこには、常人には理解しがたい恐るべき「道理」が存在した――。
気鋭の筆が「人斬り以蔵」の謎に迫る、戦慄の歴史サスペンス。
目次
著者略歴(吉川永青)
吉川永青
1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年「我が糸は誰を操る」で小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は『戯史三國志 我が糸は誰を操る』と改題し、翌年に刊行。12年『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』で吉川英治文学新人賞候補。15年『誉れの赤』で吉川英治文学新人賞候補。16年『闘鬼 斎藤一』で野村胡堂文学賞受賞。他の著書に『新風記 日本創生録』『乱世を看取った男 山名豊国』などがある。
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