『赤羽せんべろ まねき猫』の詳細情報

赤羽せんべろ まねき猫
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タイトル 赤羽せんべろ まねき猫
サブタイトル
著者 [著者区分]坂井希久子 [著・文・その他]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
1600円 シリーズ 単行本
ページ数 224p Cコード 0093
発売予定日 2024-10-21 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784120058448 判型 46
内容紹介
父が脳出血で倒れた。
折り合いの悪い父・時次郎と、この10年連絡すら取り合っていなかった42歳の篠崎明日美。実家からは勘当されとっくの昔に母に逃げられている時次郎にとって、一人娘である明日美は唯一の身内である。変わり者の父は16年前から「まねき猫」という立ち飲み屋を営んでいるが、医師には「回復後も麻痺が残る」と言われ、店に立ち続けるのは難しそうだ。「まねき猫」を閉めるしかないと考えていた明日美だったが、時次郎の友人で店の回転資金として300万円貸しているという「宮さん」によると、返済に関しては「『まねき猫』が続くかぎり無期限」ということらしく、簡単に閉店するわけにはいかず……。
『妻の終活』の著者が贈る最新の人間ドラマは「父の終活」!? 果たして、明日美の選択は――。
目次
著者略歴(坂井希久子)
坂井希久子
1977年和歌山県生まれ。同志社女子大学学芸学部日本語日本文学科卒業。2008年「虫のいどころ」で第88回オール讀物新人賞を受賞。2015年『ヒーローインタビュー』が「本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2016」のエンターテインメント部門第1位に選ばれる。2017年『ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや』で第6回歴史時代作家クラブ賞新人賞を受賞。著書に『妻の終活』『愛と追憶の泥濘』『虹猫喫茶店』『ウィメンズマラソン』『泣いたらアカンで通天閣』などがある。
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