『恋する女帝』の詳細情報

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タイトル 恋する女帝
サブタイトル
著者 [著者区分]周防柳 [著・文・その他]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
2300円 シリーズ 単行本
ページ数 368p Cコード 0093
発売予定日 2024-12-23 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784120058684 判型 46
内容紹介
奈良の都、最大の醜聞
女帝×「日本三悪人」道鏡――許されぬ恋の真相は?

天平勝宝元年(749年)に即位した孝謙天皇(のちに称徳天皇として重祚)は、「奈良の大仏」造立で知られる父・聖武天皇の後継者として、21歳で史上唯一の女性皇太子となった。即位後、近臣・藤原仲麻呂に支えられ治世は安定しているかと思われたが……。
平城京が騒然とした皇室スキャンダルと、天智天皇以降の皇統の謎に迫る、中山義秀文学賞受賞第一作。

【目次】
序章 神託
一章 うるわしの姫天皇
二章 弓削から来た禅師
三章 奴を王と呼ぶとも
四章 大枝の里の刺客ども
五章 東の国の空の下
目次
著者略歴(周防柳)
周防柳
1964年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。2013年『八月の青い蝶』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同書は、15年の広島本大賞「小説部門」大賞に選ばれた。17年刊行の『蘇我の娘の古事記』は、同年上半期の「本の雑誌」エンターテインメントベスト10第1位。22年『身もこがれつつ』で第28回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『逢坂の六人』『虹』『余命二億円』『高天原』『とまり木』『うきよの恋花』『小説で読みとく古代史』がある。
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