『四維街一号に暮らす五人』の詳細情報

四維街一号に暮らす五人
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タイトル 四維街一号に暮らす五人
サブタイトル
著者 [著者区分]■楊双子 [著・文・その他]
■三浦裕子 [翻訳]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
1900円 シリーズ 単行本
ページ数 256p Cコード 0097
発売予定日 2025-07-08 ジャンル 一般/単行本/外国文学小説
ISBN 9784120059261 判型 46
内容紹介
全米図書賞受賞作家、最新作!
台湾グルメ×レトロ建築×女子共同生活
「あんたと一緒にいない日々は、とても寂しかった」
ワケあり住人たちが味わう未知の痛みと、百年前の台湾料理。

古い日式建築の女性専用シェアハウス・四維街一号。
一階は、BL作家の知衣と聡明でモテる小鳳、
二階は、苦学生の家家とシャイな乃云が住む。

酒呑み大家に見守られ、賑やかだった共同生活は、
百年前の台湾料理レシピの出現とともに、
ある家族の歴史と五人の孤独を溶け合わせていく――
いま最も注目される台湾人作家が贈る、忘れがたい台中ローカル食卓物語。


池澤春菜さん満腹!
「なんでこんなに懐かしいの? 四維街一号に、きっとわたしも住んでいた」
目次
著者略歴(楊双子)
楊双子
(Yang Shuang Zi)1984年生まれ、台中市烏日育ち。本名は楊若慈、双子の姉(「楊双子」は双子の妹「楊若暉」との共同ペンネーム)。小説家、サブカルチャー・大衆文学研究家。2024年『台湾漫遊鉄道のふたり』(三浦裕子訳)が第10回日本翻訳大賞を受賞、同作の英語版が全米図書賞を受賞。その他の著書に『花開時節』『撈月之人』『花開少女華麗島』『開動了! 老台中』や、著者原作のマンガ『綺譚花物語』(サウザンブックス)がある。現在は台湾の歴史を題材にした小説執筆に力を注いでいる。
著者略歴(三浦裕子)
三浦裕子(みうら・ゆうこ) 仙台生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。出版社にて雑誌編集、国際版権業務に従事した後、2018年より台湾・香港の本を日本に紹介するユニット「太台本屋 tai-tai books」に参加。 文芸翻訳、記事執筆、版権コーディネートなどを行う。訳作に林育徳『リングサイド』、ライ・ホー『シャーロック・ホームズの大追跡』、捲猫『台湾はだか湯めぐり 北部篇』、呉明益『海風クラブ』などがある。楊双子『台湾漫遊鉄道のふたり』で第10回日本翻訳大賞を受賞。
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