『女たちの平安後期―紫式部から源平までの200年』の詳細情報

女たちの平安後期―紫式部から源平までの200年
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タイトル 女たちの平安後期―紫式部から源平までの200年
サブタイトル
著者 [著者区分]榎村寛之 [著・文・その他]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
1040円 シリーズ 中公新書
ページ数 288p Cコード 1221
発売予定日 2024-10-21 ジャンル 教養/新書/日本歴史
ISBN 9784121028297 判型 新書(B40)
内容紹介
平安後期、天皇を超える絶対権力者として上皇が院制をしいた。また、院を支える中級貴族、源氏や平家などの軍事貴族、乳母たちも権力を持ちはじめ、権力の乱立が起こった。そして、院に権力を分けられた巨大な存在の女院が誕生する。彼女たちの莫大な財産は源平合戦の混乱のきっかけを作り、ついに武士の世へと時代が移って行く。紫式部が『源氏物語』の中で予言し、中宮彰子が行き着いた女院権力とは? 「女人入眼の日本国(政治の決定権は女にある)」とまで言わしめた、優雅でたくましい女性たちの謎が、いま明かされる。
目次
著者略歴(榎村寛之)
榎村寛之
1959年大阪府生まれ.大阪市立大学文学部卒業,岡山大学大学院文学研究科前期博士課程卒業,関西大学大学院文学研究科後期課程単位取得退学.三重県立斎宮歴史博物館学芸普及課長等を経て,現在,斎宮歴史博物館学芸員、関西大学等非常勤講師.専攻・日本古代史.博士(文学).
主著『斎宮―伊勢斎王たちの生きた古代史 』(中公新書, 2017),『律令天皇制祭祀の研究』(塙書房,1996),『伊勢斎宮と斎王――祈りをささげた皇女たち』(塙書房,2004),『古代の都と神々――怪異を吸いとる神社』(吉川弘文館,2008),『伊勢斎宮の歴史と文化』(塙書房,2009),『伊勢斎宮の祭祀と制度』(塙書房,2010),『伊勢神宮と古代王権――神宮・斎宮・天皇がおりなした六百年』(筑摩選書,2012),『律令天皇制祭祀と古代王権』(塙書房, 2020)ほか.
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