Amazonで予約する
|
タイトル |
法王の牙 |
サブタイトル |
病院サスペンス集 |
著者 [著者区分] | ■黒岩重吾 [著・文・その他] ■日下三蔵 [編集]
|
出版社 |
中央公論新社 |
レーベル |
|
本体価格 (予定) |
900円 |
シリーズ |
中公文庫 |
ページ数 |
336p
|
Cコード |
1193 |
発売予定日 |
2024-06-19 |
ジャンル |
教養/文庫/日本文学、小説・物語 |
ISBN |
9784122075290 |
判型 |
文庫(A6) |
内容紹介 |
黒岩重吾生誕100年企画。「病院」「医療」を背景にした作品は、直木賞受賞作『背徳のメス』(長篇ミステリ)に代表される、黒岩重吾の初期作品の真骨頂。著者自身の戦争体験、戦後の小児麻痺による闘病を色濃く投影し、社会の底辺から、病院に巣くう権力構造、愛憎、欲望、人間の業を描き出す。ミステリ寄りの作品であっても、人間を描くところに妙味があり、また、関西舞台の作品にも味わいがある。以下6篇を収録。「病葉の踊り」「深夜の競走」「法王の牙」「さ迷える魂」「造花の値段」「最後の踊り」
|
目次 |
|
著者略歴(黒岩重吾) |
黒岩重吾 一九二四(大正十三)年、大阪市生まれ。同志社大学法学部卒業。在学中に学徒動員で満州に出征、ソ満国境で敗戦を迎える。復員後、証券会社などに勤務しながら、「近代説話」の同人として小説を執筆。六〇年『背徳のメス』で直木賞、八〇年『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を受賞する。九一年紫綬褒章受章、九二年菊池寛賞受賞。二〇〇三年死去。 |
著者略歴(日下三蔵) |
日下三蔵
一九六八(昭和四十三)年、神奈川県生まれ。専修大学文学部卒。ミステリ・SF研究家、アンソロジスト。著書に『日本SF全集・総解説』(早川書房)、『ミステリ交差点』(本の雑誌社)。主な編書に「本格ミステリ・コレクション」(全六巻、河出文庫)、「ミステリ珍本全集」(全十二巻、戎光祥出版)、「日本SF傑作選」(全六巻、ハヤカワ文庫)など。編書『天城一の密室犯罪学教程』で第五回本格ミステリ大賞を受賞。 |