『不連続殺人事件 ~附・安吾探偵とそのライヴァルたち ~ 』の詳細情報

不連続殺人事件
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 不連続殺人事件
サブタイトル 附・安吾探偵とそのライヴァルたち
著者 [著者区分]坂口安吾 [著・文・その他]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ 中公文庫
ページ数 400p Cコード 1193
発売予定日 2024-06-19 ジャンル 教養/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784122075313 判型 文庫(A6)
内容紹介
それは、「人生最高のゲーム」だった――

日本の本格ミステリ史上屈指の名作『不連続殺人事件』。その誕生背景には、若き文学者たちが戦時下に行なった伝説の「犯人当て」イベントがあった。

荒正人・大井広介・平野謙ら、坂口安吾の〈ライヴァル探偵〉たちによる貴重な回想・証言と、小説本文を初めて一冊に。

〈解説〉野崎六助

【目次】

[小説]
坂口安吾『不連続殺人事件』

[資料編](※は書籍初収録)
平野謙:平野探偵の手記
大井広介:犯人当て奨励/「現代文学」の悪童たち※
荒正人:『回想・昭和文学四十年(抄)』
荒正人・江戸川乱歩・大井広介:鼎談・評論家の眼※
江戸川乱歩:『不連続殺人事件』を評す/坂口安吾の思出
埴谷雄高:遠い記憶から――『不連続殺人事件』/署名本
佐々木基一:「現代文学」回想※

[解説]
野崎六助
目次
著者略歴(坂口安吾)
坂口安吾
一九〇六(明治三九)年新潟市生まれ。東洋大学文学部印度哲学倫理学科卒業後、同人誌『言葉』を創刊。三一年に『青い馬』に発表した短篇「風博士」が牧野信一に激賞され、新進作家として認められる。戦後、『堕落論』『白痴』などで新文学の旗手として脚光を浴びる。五五(昭和三〇)年没。
他の書籍を検索する