今村翔吾
一九八四年京都府生まれ。二〇一七年刊行のデビュー作『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』で、一八年、第七回歴史時代作家クラブ賞・文庫書き下ろし新人賞を受賞。同年、「童神」で第一〇回角川春樹小説賞を受賞。『童の神』と改題された同作は第一六〇回直木賞候補にもなった。二〇年『八本目の槍』で第四一回吉川英治文学新人賞と第八回野村胡堂文学賞を受賞。同年、『じんかん』が第一六三回直木賞候補になるとともに、第一一回山田風太郎賞を受賞。二一年「羽州ぼろ鳶組」シリーズで第六回吉川英治文庫賞を受賞。二二年『塞王の楯』で第一六六回直木賞を受賞。他の文庫シリーズに「くらまし屋稼業」「イクサガミ」が、他の著書に『幸村を討て』『茜唄』『海を破る者』などがある。 |