『喫茶店文学傑作選 ~苦く、甘く、熱く ~ 』の詳細情報

喫茶店文学傑作選
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タイトル 喫茶店文学傑作選
サブタイトル 苦く、甘く、熱く
著者 [著者区分]林哲夫 [編集]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
900円 シリーズ 中公文庫
ページ数 264p Cコード 1190
発売予定日 2024-08-20 ジャンル 教養/文庫/文学総記
ISBN 9784122075504 判型 文庫(A6)
内容紹介
多くの作家、芸術家を魅了し、作品の舞台、創作の淵源、そして彼らの交友の拠点となった「喫茶店」。第二集では、海外の旅行記(ブラジル、トルコ、イタリア、パリ)を新たに収録。さらに、永井荷風「おもかげ」、筒井康隆「二人でお茶を」など、読み応えのある快作を加え、「面白さ」においては第一集を超える充実した内容を目指した。小説・随筆を織り交ぜた全23篇。
◆収録作
「コーヒー・ブレイク」長尾みのる/「「贈物だよ」と八百屋のおじいさんは言った」澁澤幸子/「女ひとり」犬養道子/「旅のたより」辰野隆/「色気と食い気」岡本太郎/「バラック・カッフェエ」久米正雄/「カフェの開く途端に月が昇った(抄)」稲垣足穂/「あの頃」立野信之/「おもかげ」永井荷風/「ぼくのコーヒーハウス」田村隆一/「火曜日の午後」串田孫一/「会話のエスプリを鍛えるために」安西冬衛/「私の遍歴時代(抄)」三島由紀夫/「W・ベンヤミンに倣って」矢川澄子/「etude 調子はずれの木琴」岩城宏之/「私たちの夜の大学」五木寛之/「ぼくの早稲田時代(抄)」川崎彰彦/「植物祭(抄)」富岡多惠子/「吹雪のハドソン川」中上健次/「逗子(抄)」森山大道/「二人でお茶を」筒井康隆/「おちょくり喫茶」田辺聖子/「後記――原稿紛失の記――」森茉莉
目次
著者略歴(林哲夫)
林哲夫
一九五五年香川県生まれ。画家・著述家。武蔵野美術大学卒業。九九年に書物雑誌『sumus』を創刊。二〇〇二年に『喫茶店の時代』で尾崎秀樹記念・大衆文学研究賞受賞。主な著書に『歸らざる風景 林哲夫美術論集』『古本デッサン帳』『古本スケッチ帳』『古本屋を怒らせる方法』『文字力100』などがある。編著・装幀『書影でたどる関西の出版100』により竹尾賞デザイン書籍優秀賞受賞。
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