『小説の諸相』の詳細情報

小説の諸相
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タイトル 小説の諸相
サブタイトル
著者 [著者区分]■E・M・フォースター [著・文・その他]
■中野康司 [翻訳]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ 中公文庫
ページ数 320p Cコード 1198
発売予定日 2024-08-20 ジャンル 教養/文庫/外国文学、その他
ISBN 9784122075542 判型 文庫(A6)
内容紹介
ストーリーとプロットの違いは? 平面的人物と立体的人物の役割とは? 小説の未来はどうなるのか? のちにイギリス文学界の長老となった著者が、小説をかたちづくる諸要素とその魅力を、独自の観点からユーモアたっぷりに語る。一九二七年の初刊以来、世界中の小説家・読者に読み継がれてきた、愉しい名講義にして小説論の古典。

【目次】
まえがき
1 序論
2 ストーリー
3 登場人物
4 登場人物(つづき)
5 プロット
6 幻想
7 予言
8 パターンとリズム
9 結び

訳者解題
人名・作品名索
目次
著者略歴(E・M・フォースター)
E・M・フォースター
一八七九年、ロンドン生まれ。九七年、ケンブリッジ大学キングズ・コレッジに入学。在学中、のち「ブルームズベリ・グループ」へと発展する「使徒会」に参加。一九〇一年の大学卒業後、イタリアやギリシアを旅行。〇五年の『天使も踏むを恐れるところ』出版。一二年、最初のインド旅行。一五、年国際赤十字の仕事でアレクサンドリアに赴任。四四年、国際ペン・クラブ会長、四六年、キングズ・コレッジの名誉校友となる。七〇年、死去。没後、長篇『モーリス』、短篇集『永遠の命』が出版された。
著者略歴(中野康司)
中野康司 一九四六年生まれ。イギリス文学者、翻訳家。東京外国語大学卒業、東京都立大学大学院博士課程中退。東京都立大学助教授などを経て青山学院大学教授(二〇一二年、退職)。翻訳書に、E・M・フォースター『アレクサンドリア』『天使も踏むを恐れるところ』など、またジェイン・オースティンの全長篇がある。
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