『完本 昭和史のおんな(下)』の詳細情報

完本  昭和史のおんな(下)
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タイトル 完本 昭和史のおんな(下)
サブタイトル
著者 [著者区分]澤地久枝 [著・文・その他]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ 中公文庫
ページ数 416p Cコード 1121
発売予定日 2024-10-21 ジャンル 教養/文庫/日本歴史
ISBN 9784122075702 判型 文庫(A6)
内容紹介
〈昭和100年〉ほんの百年前を生きた女たちの苦闘。文藝春秋読者賞受賞
「昭和史というすらりとした言い方や書き方では包括できない生身の人間の話を、生活を書きたい」(『昭和史のおんな』単行本あとがき)。女性たちの埋もれた生を堀りおこし、文藝春秋読者賞を受賞したノンフィクション。二・二六事件の遺族を追う「雪の日のテロルの残映」が補完された完本を文庫化。「文庫版あとがき」を収録。〈解説〉酒井順子


下巻 目次
さまよえる「ノラ」
日中の懸橋 郭をとみと陶みさを
伝説のなかのプリマドンナ
夫の生還を信ず
小林多喜二への愛
雪の日のテロルの残映
あとがき
文庫版あとがき

解説 酒井順子
目次
著者略歴(澤地久枝)
澤地久枝
昭和五年(一九三〇)、東京生まれ。四歳のとき一家で満州へ移住、吉林市で敗戦を迎える。昭和二十四年、中央公論社に入社、かたわら早稲田大学第二文学部国文科を卒業。昭和三十八年、同社を退社し、五味川純平氏の『戦争と人間』資料助手を経て独立。著書に『火はわが胸中にあり』(日本ノンフィクション賞受賞)、『滄海よ眠れ』『記録ミッドウェー海戦』(菊池寛賞受賞)、『密約―外務省機密漏洩事件』、『14歳〈フォーティーン〉―満洲開拓村からの帰還』など。平成二十年度朝日賞受賞。
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