『銀座で逢ったひと』の詳細情報

No Image
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 銀座で逢ったひと
サブタイトル
著者 [著者区分]関容子 [著・文・その他]
出版社 中央公論新社 レーベル
本体価格
(予定)
1100円 シリーズ 中公文庫
ページ数 320p Cコード 1195
発売予定日 2024-11-20 ジャンル 教養/文庫/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784122075832 判型 文庫(A6)
内容紹介
聞書きの名手である著者が、銀座で逢ったひととの思い出を綴る、「銀座百点」から生まれた名エッセイ。粋人達の面影が甦り、特別な街への憧れがつのる一冊。

【目次】

文学者の章
吉行淳之介さんの灰皿/丸谷才一さんのスーツ/堀口大學さんの扇子/戸板康二さんの冗談/ドナルド・キーンさんの象/梅原猛さんのコースター/池内紀さんの歌舞伎/色川武大さんの紙袋/小松左京さんの猫/井上ひさしさんの靴/石垣りんさんの砂糖壺/早坂暁さんのメモ/池田彌三郎さんのお手玉/野坂昭如さんの薔薇 

歌舞伎役者の章
十七代目中村勘三郎さんの挨拶文/初代中村獅童さんの拍手/六代目中村歌右衛門さんの花籠/十二代目市川團十郎さんのパフェ/四代目中村雀右衛門さんのスコッチ/二代目尾上松緑さんの木札/十八代目中村勘三郎さんの受付/十代目坂東三津五郎さんの次郎冠者

女優の章
沢村貞子さんの着物/岸田今日子さんの教え/加藤治子さんの微笑/池内淳子さんの襟足/太地喜和子さんのジーンズ/岡田嘉子さんのダスビダーニャ/長岡輝子さんの声

俳優の章
平幹二朗さんの絵葉書/池部良さんの吸殻/小沢栄太郎さんのボストンバッグ/小沢昭一さんのブリーフケース/北村和夫さんの純愛/加藤武さんのご祝儀袋

落語家・画家・音楽家の章
桂米朝さんの黒紋付/古今亭志ん朝さんのフラ/安野光雅さんの座布団/岩城宏之さんの大鏡/五十嵐喜芳さんの咳払い


特別編

兄、眞之助の銀座
目次
著者略歴(関容子)
関容子
エッセイスト。東京都生まれ。1958年に日本女子大学文学部卒業。雑誌記者を経て、81年『日本の鶯―堀口大學聞書き』で日本エッセイスト・クラブ賞、角川短歌愛読者賞受賞。96年『花の脇役』で講談社エッセイ賞、2000年『芸づくし忠臣蔵』で読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞を受賞。著書に『歌右衛門合せ鏡』『女優であること』『海老蔵そして團十郎』『舞台の神に愛される男たち』『客席から見染めたひと』『勘三郎伝説』『名優が語る 演技と人生』などがある。
他の書籍を検索する