新野剛志 一九六五年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務などを経て99年『八月のマルクス』で第四五回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。以降ミステリーを中心に巧みな人物造形と心理描写で人気を博する。二〇〇八年、『あぽやん』が第一三九回直木賞候補となる。一三年には『あぽやん』とその続編『恋する空港 あぽやん2』が『あぽやん 走る国際空港』として、テレビドラマ化。主な著書に『罰』『FLY』『愛ならどうだ! 』『あぽやん』『パブリック・ブラザース』『キングダム』『溺れる月』『戦うハニー』などがある。 |