『ギリシア哲学史 新版』の詳細情報

ギリシア哲学史 新版
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タイトル ギリシア哲学史 新版
サブタイトル
著者 [著者区分]加藤 信朗 [著・文・その他]
出版社 東京大学出版会 レーベル
本体価格
(予定)
3600円 シリーズ
ページ数 328p Cコード 3010
発売予定日 2024-08-27 ジャンル 専門/単行本/哲学
ISBN 9784130120654 判型 46
内容紹介
「哲学」という言葉の起源から、初期自然学、パルメニデス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ストア派やエピクロス派などヘレニズム期の哲学、そして古代末期の哲学までを解説。「ギリシア哲学全体の歩みに1つのまとまった眺望を与える」名著を、新版にて復刊。新たに納富信留(東京大学教授)による解説「ギリシア哲学に出会う」を付す。
目次
序章 古典ギリシア哲学の成立
1.「哲学」の起源――「フィロソフィア」のフィロロジア/2.ギリシアにおけるフィロソフィアの成立/3.ギリシア哲学の本質/4.時代区分

第一章 初期自然学の誕生
1.初期自然学の特性――宗教・科学・哲学の交錯/2.資料の性質/3.ミレトス派/4.クセノファネス/5.ピタゴラス派/6.ヘラクレイトス

第二章 パルメニデスとパルメニデス以後の人びと
1.パルメニデス/2.パルメニデス以後の人びと

第三章 ソクラテス
1.謎の人ソクラテス/2.ソクラテスの肖像――問う人ソクラテス/3.問いの本質

第四章 プラトン
1.生涯と著作/2.プラトン哲学と言われているもの/3.初期哲学/4.中期哲学/5.後期哲学

第五章 アリストテレス
1.生涯と著作/2.知識/3.存在/4.善/5.公共の善

終章 ヘレニズム期と古代末期の哲学
1.ヘレニズム期の哲学/2.古代末期の哲学

解説 ギリシア哲学に出会う  納富信留

あとがき
著者略歴(加藤 信朗)
東京都立大学名誉教授。1926年生まれ。1950年東京大学文学部哲学科卒。1981年東京都立大学人文学部教授、1990年聖心女子大学文学部教授を歴任。現在東京都立大学名誉教授。 著書に『初期プラトン哲学』(東京大学出版会、1988年)、『ギリシア哲学史』(東京大学出版会、1996年)、『哲学の道 初期哲学論集』(創文社、1997年)、『アウグスティヌス『告白録』講義』(知泉書館、2006年)、『平和なる共生の世界秩序を求めて――政治哲学の原点』(知泉書館、2013年)など。
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