『国際教育協力の系譜 ~越境する理念・政策・実践 ~ 』の詳細情報

No Image
AmazonカートAmazonで予約する
タイトル 国際教育協力の系譜
サブタイトル 越境する理念・政策・実践
著者 [著者区分]黒田 一雄 [著・文・その他]
出版社 東京大学出版会 レーベル
本体価格
(予定)
4800円 シリーズ
ページ数 296p Cコード 3330
発売予定日 2023-03-31 ジャンル 専門/全書・双書/社会科学総記
ISBN 9784130343237 判型 A5
内容紹介
戦前・戦中の留学生招へい、戦後・高度経済成長期の「人づくり」協力から、グローバル化の中の高等教育協力、EFA・SDGs時代の基礎教育協力へと、日本の国際教育協力は歴史的に多様な展開を見せている。しかし国民教育の境を越え、他国の教育に関わるとは、どのような理念に拠れば「良い」ものなのか。明治後期から現代までの歴史を見渡し、政策形成の過程とその実践を概説する本書は、もう一つの「近代日本教育史」である。
目次
序章  国際教育協力への視座

「国際教育協力」とは何か
国際教育協力の歴史的研究の意味
研究枠組みの考察――既存の国際教育協力史研究の視点
研究枠組みの考察――国際関係における文化交流研究の視点
研究枠組みの考察――国際高等教育研究の視点
国際教育協力の主体・対象・形態を考える視座
国際教育協力の目的・理念を考える視座
国際教育協力の供与側と受入側のダイナミズム
国際教育協力を取り巻く教育のグローバルガバナンス

第1部 国際社会・国際関係における国際教育協力の理念的展開

第1章 世界の国際教育協力と教育のグローバルガバナンスの歴史的展開
第1節 戦前・戦間期
第2節 第二次世界大戦後から1960年代まで
第3節 1970年代から1980年代まで
第4節 1990年代から2000年代
第5節 3つのアプローチに関する若干の考察

第2章 国際教育協力の理念・政策・実践への理論的視角
第1節 開発研究・比較教育学からの考察
第2節 国際関係論からの考察

第2部 日本における国際教育協力の歴史的展開

第3章 国際教育協力前史――明治後期から太平洋戦争まで
第1節 留学生受け入れの開始と日本人教習
第2節 戦前期における日中教育協力の展開
第3節 植民地・占領地教育の展開
第4節 明治後期から戦前期における「国際教育協力」とその実践

第4章 国際教育協力の黎明――戦後期から1960年代まで
第1節 国際教育協力の創始と文部省における政策的展開
第2節 外務省・通産省などにおける国際教育協力政策の展開
第3節 留学生受け入れを通じた国際教育協力の展開とその理念
第4節 国際教育協力政策黎明期の政策とその実践

第5章 国際教育協力の政策的模索――1970年代から1980年代まで
第1節 経済成長・国際化時代の国際教育協力政策の形成
第2節 歴代首相と「人造り」
第3節 通産省・文部省による教育協力の位置付け
第4節 国際教育協力の理念・動因・政策の検討と実践・帰結

第6章 教育のグローバルガバナンス形成と日本――1990年代から2000年代まで
第1節 EFA時代におけるJICAのイニシアティブ
第2節 文部省・外務省による国際教育協力政策の展開
第3節 高等教育国際化政策と国際教育協力政策の連動
第4節 グローバルガバナンス形成期における日本の国際教育協力政策とその実践

終章 日本の国際教育協力政策史の理念的検討――未来に向けて
第1節 平和アプローチと国際関係諸理論からの視角
第2節 開発アプローチと開発研究諸理論からの視角
第3節 人権・公正アプローチと国際規範論からの視角
第4節 教育のグローバルガバナンスの展開の中での日本の国際教育協力の未来

謝辞に代えて――国際教育協力に志す
著者略歴(黒田 一雄)
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授
他の書籍を検索する