『NHK「100分de名著」ブックス カフカ 変身 ~「弱さ」という巨大な力 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
NHK「100分de名著」ブックス カフカ 変身 |
サブタイトル |
「弱さ」という巨大な力 |
著者 [著者区分] | 川島 隆 [著・文・その他]
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出版社 |
NHK出版 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1100円 |
シリーズ |
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ページ数 |
160p
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Cコード |
0097 |
発売予定日 |
2024-06-25 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学小説 |
ISBN |
9784140819654 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
「朝目を覚ますと、自分が虫けらに変わっていた」――これって、もしかして私のこと?
主人公が「虫」になる小説の何がそんなにすごいのか? 2012年のテキスト刊行時は「自分を知るための鏡」として『変身』を紹介した著者だが、ポストコロナの現状を踏まえ、この作品は「個の孤立」だけでなく「家族の孤立」として読むことも可能だと説く。そこで書き下ろしの「ブックス特別章」では、ヤングケアラー、ビジネスケアラーの問題とからめた読み解きを試みる。カフカが遺したノートに「自分にあるのは人間的弱さだけ。だが、それは見方によっては巨大な力となる」という言葉がある。カフカ没後から100年、不安と孤独を抱える人が多い今、個の弱さを知ることで人と人とのつながりの大切さを考える「介護小説」として読み直す。
はじめに――カフカを読むことは自分を知ること 第1章 しがらみから逃れたい 第2章 前に進む勇気が出ない 第3章 居場所がなくなるとき 第4章 弱さが教えてくれること ブックス特別章 ポスト・コロナの『変身』再読
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目次 |
はじめに――カフカを読むことは自分を知ること 第1章 しがらみから逃れたい 第2章 前に進む勇気が出ない 第3章 居場所がなくなるとき 第4章 弱さが教えてくれること ブックス特別章 ポスト・コロナの『変身』再読 |
著者略歴(川島 隆) |
京都大学教授。1976年京都府生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門はドイツ文学、ジェンダー論、メディア論。著書に『カフカの〈中国〉と同時代言説』、共著に『図説 アルプスの少女ハイジ』など。訳書にカフカ『変身』(角川文庫)がある。 |