『マイナーノートで』の詳細情報

マイナーノートで
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タイトル マイナーノートで
サブタイトル
著者 [著者区分]上野 千鶴子 [著・文・その他]
出版社 NHK出版 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 256p Cコード 0095
発売予定日 2024-10-28 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784140819777 判型 46
内容紹介
自らのうちに響く音色を自らの言葉で織り上げた、待望の最新エッセイ集

社会学者・フェミニストとして知られる著者は、切れ味鋭く社会を分析、「老後」への提言や人生相談、東大新入生への祝辞が話題となるなど、多くの読者の共感と信頼を得てきた。その明晰な「頭脳」は、どんな「感性」を併せ持っているのだろうか。その答えが本書には詰まっている。子ども時代の「宗教遍歴」や学生時代の鬱々とした日々、研究者への道のりといった「来し方」から、食の嗜好や山登り、観劇などの趣味、老いへの不安、次世代への思い、他界した先達への哀悼、喪失の哀しみまでを、低く静かな「大人の音色」で奏でた随想作品集。フェミニズムや介護といった研究領域、コロナや戦争といった社会の出来事にも触れつつ、自身の裡を流れる様々な音色を言葉に託していく。「考えたことは売るが、感じたことは売らない」とかつて豪語した著者も昨年、後期高齢者となった。気概はあるが、不安もある…。そんな著者が「奏でる」文章が、読み手の感情を揺さぶり、のちに深い共感をもたらす。人生の後半を視野に入れたすべての大人たち必読の一冊。
目次
著者略歴(上野 千鶴子)
社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。1948年、富山県生まれ。女性学およびジェンダー研究の第一人者。専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間教育と研究に従事。主な著書に『近代家族の成立と終焉』『家父長制と資本主義』(共に岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(法研/文春文庫)、『ひとりの午後に』(NHK出版/文春文庫)、『八ヶ岳南麓から』(山と渓谷社)
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