『人類の都 ~なぜ「理想都市」は闇に葬られたのか ~ 』の詳細情報

人類の都
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タイトル 人類の都
サブタイトル なぜ「理想都市」は闇に葬られたのか
著者 [著者区分]■ジャン=バティスト・マレ [著・文・その他]
■田中 裕子 [翻訳]
出版社 NHK出版 レーベル
本体価格
(予定)
2700円 シリーズ
ページ数 416p Cコード 0098
発売予定日 2024-10-23 ジャンル 一般/単行本/外国文学、その他
ISBN 9784140819784 判型 46
内容紹介
20世紀初頭、世界が熱狂した壮大な首都構想。その真実は平和の実現か、恐怖の支配か

科学、通信技術、芸術、スポーツなどあらゆる叡智をひとつの都市に集結させる――斬新な〈世界の首都〉構想が立てられた。目的は技術革新を通した世界平和。考案者は彫刻家のヘンドリックと義姉で名家出身のオリヴィア。政治家や芸術家をはじめ計画は世界中で熱狂的に支持されたが、構想から30年を経たのち夢と潰えた。だがその裏ではムッソリーニ、ヒトラーら独裁者たちが強い関心を示していた。ユートピア思想から始まったはずが、なぜファシズムに利用されることになったのか。計画に人生を捧げた考案者の姿を通して、幻の理想都市の謎に迫る歴史ノンフィクション。
目次
著者略歴(ジャン=バティスト・マレ)
ジャーナリスト。ル・モンド・ディプロマティーク、シャルリー・エブドなど多くの有力メディアに寄稿する新進気鋭のジャーナリスト。2014年刊行En Amazonie, Infiltre dans le meilleur des monde (未訳)はアマゾンの配送センターに潜入取材して内部事情を告発し、フランスでベストセラーとなった。2017年刊行『トマト缶の黒い真実』(太田出版)はグローバル経済の衝撃的な実態を暴き、イタリアで出版停止となった一方、フランスの権威あるジャーナリズム賞「アルベール・ロンドル賞」の2018年書籍部門賞を受賞。同書と並行してドキュメンタリー映画「トマト帝国」も製作し、スイスとスロヴァキアのエコ映画祭で高く評価された。2022年刊行の本書は、緻密な調査に基づいてベル・エポック時代のユートピアを魅力的に描き出し、多くのメディアから称賛を受けた。
著者略歴(田中 裕子)
翻訳家。訳書に『トマト缶の黒い真実』ジャン=バティスト・マレ(太田出版)、『「バカ」の研究』ジャン⁼フランソワ・マルミオン編(亜紀書房)、『シェフ』ゴーティエ・バティステッラ(東京創元社)など多数。
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