『額縁のなかの女たち ~「フェルメールの女性」はなぜ手紙を読んでいるのか ~ 』の詳細情報

額縁のなかの女たち
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タイトル 額縁のなかの女たち
サブタイトル 「フェルメールの女性」はなぜ手紙を読んでいるのか
著者 [著者区分]池上 英洋 [著・文・その他]
出版社 NHK出版 レーベル
本体価格
(予定)
1450円 シリーズ NHK出版新書 731
ページ数 272p Cコード 0271
発売予定日 2024-11-11 ジャンル 一般/新書/絵画・彫刻
ISBN 9784140887318 判型 新書(B40)
内容紹介
「女性像」で西洋美術史を読み解く!

いくつもの睾丸を持つ女神、いつまでも若いままの聖母マリアと女性化する天使たち、無理な姿勢で立っているボッティチェリのヴィーナス、ファム=ファタルに魅了されたクリムト……古代から現代まで、特異とも思える女性イメージはいかに生まれ、いかに変遷してきたのか。当時の社会における女性のあり方を明らかにすることで、知られざる名画誕生の舞台裏に迫る。西洋絵画の画題の多くを占めてきた女性像に注目するのみならず、「描く」側として自らの芸術を切り開いてきた女性画家にもスポットを当て、西洋美術史の新たな姿を描き出す。カラー図版多数を交え、当代きっての名案内人が、やさしく、深く解説する。
目次
著者略歴(池上 英洋)
美術史家。東京造形大学教授。1967年広島県生まれ。東京藝術大学卒業・同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 生涯と芸術のすべて』(第4回フォスコ・マライーニ賞)『西洋美術史入門』『死と復活』(いずれも筑摩書房)、『イタリア 24の都市の物語』『美しきイタリア 22の物語』(いずれも光文社)、『神のごときミケランジェロ』(新潮社)、『「失われた名画」の展覧会』(大和書房)、『錬金術の歴史』『イタリア・ルネサンス』(いずれも創元社)など。日本文藝家協会会員、美術評論家連盟会員。
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