『新版 集中講義!アメリカ現代思想 ~リベラリズムはどこへ行くのか ~ 』の詳細情報

新版 集中講義!アメリカ現代思想
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タイトル 新版 集中講義!アメリカ現代思想
サブタイトル リベラリズムはどこへ行くのか
著者 [著者区分]仲正 昌樹 [著・文・その他]
出版社 NHK出版 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ NHKブックス No.1287
ページ数 352p Cコード 1310
発売予定日 2024-09-25 ジャンル 教養/全書・双書/哲学
ISBN 9784140912874 判型 B6
内容紹介
リベラルが分かれば、アメリカが見える!

現実的な社会変革を目指す思想として、20世紀後半から注目され続けてきたアメリカ発のリベラリズム。
社会全体の「平等」と個人の「自由」の両立を構想することで、
自由をめぐる現代的課題を考察したロールズの正義論から、リバタリアニズムにコミュニタリアニズム、ネオコン思想まで。
リベラリズムを中心とするアメリカ現代思想のあらましを、時代背景とともに明快に解説し、
日本をはじめ現代の思想状況にリベラリズムが与えた影響と、その行方を探る。
ロングセラー『集中講義!アメリカ現代思想』に補章「アメリカ的正義観の変化」を加えた決定版!

《目次》
序 アメリカ発、思想のグローバリゼーション
Ⅰ リベラルの危機とロールズ
 第一講 「自由の敵」を許容できるか――戦後アメリカのジレンマ
 第二講 自由と平等を両立せよ!――「正義論」の衝撃
 【間奏曲】日本にとっての一九六〇年代

Ⅱ リベラリズムの現代的展開
 第三講 リバタリアニズムとコミュニタリアニズム――リベラルをめぐる三つ巴
 第四講 共同体かアイデンティティか――文化をめぐる左右の戦争
 第五講 ポストモダンとの遭遇――リベラルは価値中立から脱却できるか
 【間奏曲】日本のポストモダン思想

Ⅲ ポスト冷戦期のリベラリズム
 第六講 政治的リベラリズムへの戦略転換――流動化する「自由」
 第七講 〈帝国〉の自由――「歴史の終焉」と「九・一一」
 第八講 リベラリズムから何を汲み取るべきか

Ⅳ リベラリズムはどこへ行くのか
 第九講 アメリカ的正義観の変化――サンデル「白熱教室」から『実力も運のうち』へ

関連年表
アメリカ現代思想のあらまし
目次
序 アメリカ発、思想のグローバリゼーション
Ⅰ リベラルの危機とロールズ
 第一講 「自由の敵」を許容できるか――戦後アメリカのジレンマ
 第二講 自由と平等を両立せよ!――「正義論」の衝撃
 【間奏曲】日本にとっての一九六〇年代

Ⅱ リベラリズムの現代的展開
 第三講 リバタリアニズムとコミュニタリアニズム――リベラルをめぐる三つ巴
 第四講 共同体かアイデンティティか――文化をめぐる左右の戦争
 第五講 ポストモダンとの遭遇――リベラルは価値中立から脱却できるか
 【間奏曲】日本のポストモダン思想

Ⅲ ポスト冷戦期のリベラリズム
 第六講 政治的リベラリズムへの戦略転換――流動化する「自由」
 第七講 〈帝国〉の自由――「歴史の終焉」と「九・一一」
 第八講 リベラリズムから何を汲み取るべきか

Ⅳ リベラリズムはどこへ行くのか
 第九講 アメリカ的正義観の変化――サンデル「白熱教室」から『実力も運のうち』へ

関連年表
アメリカ現代思想のあらまし
著者略歴(仲正 昌樹)
1963年広島県生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。金沢大学法学類教授。専門は法哲学、政治思想史、ドイツ文学。著書に『現代哲学の最前線』『現代哲学の論点』(NHK出版新書)、『集中講義!日本の現代思想』(NHKブックス)、『現代思想の名著30』(ちくま新書)、『マルクス入門講義』(作品社)など多数。
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