『我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源』の詳細情報
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タイトル |
我々はどこから来て、今どこにいるのか? 下 民主主義の野蛮な起源 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■エマニュエル・トッド [著・文・その他] ■堀 茂樹 [翻訳]
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出版社 |
文藝春秋 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
320p
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Cコード |
0098 |
発売予定日 |
2022-10-26 |
ジャンル |
一般/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784163916125 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
ホモ・サピエンス誕生からトランプ登場までの全人類史を「家族」という視点から書き換える革命の書! 人類は、「産業革命」よりも「新石器革命」に匹敵する「人類学的な革命」の時代を生きている。「通常の人類学」は、「途上国」を対象とするが、「トッド人類学」は「先進国」を対象としている。世界史の趨勢を決定づけているのは、米国、欧州、日本という「トリアード(三極)」であり、「現在の世界的危機」と「我々の生きづらさ」の正体は、政治学、経済学ではなく、人類学によってこそ捉えられるからだ。 下巻では、「民主制」が元来、「野蛮」で「排外的」なものであることが明らかにされ、「家族」から主要国の現状とありうる未来が分析される。 「核家族」――高学歴エリートの「左派」が「体制順応派」となり、先進国の社会は分断されているが、英国のEU離脱、米国のトランプ政権誕生のように、「民主主義」の失地回復は、学歴社会から取り残された「右派」において生じている。 「共同体家族」――西側諸国は自らの利害から中国経済を過大評価し、ロシア経済を過小評価しているが、人口学的に見れば、少子高齢化が急速に進む中国の未来は暗く、ロシアの未来は明るい。 「直系家族」――「経済」を優先して「人口」を犠牲にしている日本とドイツ。東欧から人口を吸収し、国力増強を図かるドイツに対し、少子化を放置して移民も拒む日本は、国力の維持を諦め、世界から引きこもろうとしている。
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目次 |
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