『刑事群像』の詳細情報

刑事群像
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タイトル 刑事群像
サブタイトル
著者 [著者区分]香納諒一 [著・文・その他]
出版社 徳間書店 レーベル
本体価格
(予定)
900円 シリーズ 徳間文庫
ページ数 432p Cコード 0193
発売予定日 2024-11-08 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784198949785 判型 文庫(A6)
内容紹介
女性の全裸死体が呼び覚ます、二年前の未解決事件のにがい記憶。
苦闘のすえに刑事たちが辿りついた真実とは…傑作長篇警察小説!

湾岸道路・環七大井ふ頭から京浜運河へと向かう路上で女性の全裸死体が発見された。
被害者は経営コンサルタントの坂上実咲。
殺人事件として捜査一課小林班が動き始める。
被害者の奔放な異性関係が明らかになり、携帯電話の通話履歴からは元刑事の名前も見つかった。捜査一課中本班の沢崎昌午。
中本班への聞き込みで、二年前に起きた殺人事件がふたりを結び付けていたことがわかった。
黒幕にたどりつけず中本班に苦い記憶を残した「プライベートバンカー殺害事件」。
沢崎はその捜査で重傷を負い辞職していた。
そしてその事件で資金洗浄に関わった容疑者として浮上したのが坂上実咲だったのだ。
捜査一課は、小林班と中本班の合同体制をとる。
愛人の会社社長、暴力団、ホスト、婚約者、覚醒剤の売人……
事件の周辺にうごめく男たちの欲望が黒い影を落とすなか、苦闘のすえに刑事たちが辿りついた意外な真実とは…
警察小説の名手が満を持して放つ傑作長篇!
目次
著者略歴(香納諒一)
1963年、横浜市出身。早稲田大学卒業後、出版社に勤務。91年「ハミングで二番まで」で第13回小説推理新人賞を受賞。翌年『時よ夜の海に瞑れ』(祥伝社)で長篇デビュー。99年『幻の女』(角川書店)で第52回日本推理作家協会賞を受賞。
主にハードボイルド、ミステリー、警察小説のジャンルで旺盛な執筆活動をおこない、その実力を高く評価される。
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