1959年東京に生まれる。早稲田大学教育学部卒。1988年『空色勾玉』でデビュー。日本を舞台としたファンタジーの書き手として一世を風靡、アメリカでも翻訳出版されて話題を呼ぶ。「勾玉」をめぐるファンタジーは、『白鳥異伝』『薄紅天女』を併せ、三部作をなす。ほかの作品に「西の善き魔女」シリーズ(中央公論新社)、「RGB レッドデータガール」シリーズ、「エチュード 春一番」シリーズ(共にKADOKAWA)、「荻原規子の源氏物語」シリーズ(理論社)、小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞、IBBYオナーリスト文学作品部門賞の4賞を受賞した『風神秘抄』、『あまねく神竜住まう国』(ともに徳間書店)などがある。エッセイに『もうひとつの空の飛び方』(KADOKAWA)、『グリフィンとお茶を』(徳間書店)など。 |