『CF』の詳細情報

CF
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タイトル CF
サブタイトル
著者 [著者区分]吉村萬壱 [著・文・その他]
出版社 徳間書店 レーベル
本体価格
(予定)
800円 シリーズ 徳間文庫
ページ数 336p Cコード 0193
発売予定日 2025-01-10 ジャンル 一般/文庫/日本文学、小説・物語
ISBN 9784198949921 判型 文庫(A6)
内容紹介
元総理への凶弾と宗教問題。
刊行時に予言的作品とメディアを揺るがせた超問題作!

書評続々掲載!
読売新聞、日本経済新聞、毎日新聞、産経新聞、共同通信、週刊文春、文學界etc.

脳が侵され、やがて全身が洗脳されていく。
人間とは、かくも弱い生き物なのか!
(芳林堂書店高田馬場店  江連聡美)

超巨大企業・Central Factory(通称CF)は加害の責任、被害者の苦しみを取り除く「無化」を行い、人々を平穏な世へ導いてくれている。だが、人類最高のシステムに疑問を持つ男がひとり。男はCFへのテロを計画していた。なぜ男は夢の世界を壊そうとしているのか。その時、理想郷を壊されようとされている人々は……。予言的作品と話題を呼んだ物語が待望の文庫化。
目次
著者略歴(吉村萬壱)
1961年、愛媛県松山市生まれ、大阪育ち。京都教育大学卒業後、東京、大阪の高校、支援学校教諭を務めた後、52歳で専業作家に。2001年「クチュクチュバーン」で第92回文學界新人賞を受賞してデビュー。2003年「ハリガネムシ」で第129回芥川賞、2016年『臣女』で第22回島清恋愛文学賞受賞。小説のほかに漫画『流しの下のうーちゃん』、エッセイ集『生きていくうえで、かけがえのないこと』『うつぼのひとりごと』『哲学の蠅』がある。ほかの著書に『バースト・ゾーン 爆裂地区』『ヤイトスエッド』『ボラード病』『虚ろまんてぃっく』『前世は兎』『出来事』『流卵』『死者にこそふさわしいその場所』『みんなのお墓』など。
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