『映画のなかの自衛隊 ~防衛省のメディア広報戦略 ~ 』の詳細情報

映画のなかの自衛隊
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タイトル 映画のなかの自衛隊
サブタイトル 防衛省のメディア広報戦略
著者 [著者区分]須藤 遙子 [著・文・その他]
出版社  大月書店 レーベル
本体価格
(予定)
2400円 シリーズ
ページ数 224p Cコード 0036
発売予定日 2024-09-30 ジャンル 一般/単行本/社会
ISBN 9784272331154 判型 46
内容紹介
自衛隊が広報活動として製作に協力する劇映画=「自衛隊協力映画」。戦車や爆撃機までもが無償=税金で提供される、その32作品を、政治・経済・社会的背景と映画表象を関連づけて分析。官民相互依存のポリティクスを描きだす

[目次]

第1章 自衛隊協力映画とは

第2章 航空映画

第3章 怪獣映画?ーー『ゴジラ』

第4章 怪獣映画?ーー『ガメラ』『ウルトラマン』

第5章 災害映画

第6章テロ映画

第7章 戦争映画

第8章 マンガ原作の作品

第9章 萌ミリ作品

第10章 米軍協力映画

第11章 非自衛隊協力映画

第12章 自衛隊協力映画の時代背景

終章 自衛隊広報の現状 

目次
第1章 自衛隊協力映画とは
1.定義と対象作品
2.映画協力の法的根拠
3.法的整備以前の『予科練物語~紺碧の空遠く』(一九六〇年)
4.映画協力の現行方針

第2章 航空映画
1.『今日もわれ大空にあり』(一九六四年)
2.『ジェットF104 脱出せよ』(一九六八年)
3.『BEST GUY(ベストガイ)』(一九九〇年)
4.『空へ~救いの翼 RESCUE WINGS~』(二〇〇八年)

第3章 怪獣映画①――『ゴジラ』
1.『ゴジラ』(一九五四年)
2.『ゴジラVSビオランテ』(一九八九年)
3.『ゴジラ2000ミレニアム』(一九九九年)
4.『ゴラ×メカゴジラ』(二〇〇二年)
5.『シン・ゴジラ』(二〇一六年)

第4章 怪獣映画②――『ガメラ』『ウルトラマン』
1.『ガメラ 大怪獣空中決戦』(一九九五年)
2.『ガメラ2 レギオン襲来』(一九九六年)
3.『ガメラ3 邪神(イリス)覚醒』(一九九九年)
4.『ULTRAMAN』(二〇〇四年)
5.『シン・ウルトラマン』(二〇二二年)

第5章 災害映画
1.『日本沈没』(二〇〇六年)
2.『マリと子犬の物語』(二〇〇七年)
3.『絆-再びの空へ-Blue Impulse』(二〇一四年)

第6章 テロ映画
1.『亡国のイージス』(二〇〇五年)
2.『ミッドナイトイーグル』(二〇〇七年)
3.『名探偵コナン 絶海の探偵』(二〇一三年)

第7章 戦争映画
1.『きけ、わだつみの声 Last Friends』(一九九五年)
2.『男たちの大和/YAMATO』(二〇〇五年)
3.『俺は、君のためにこそ死ににいく』(二〇〇七年)
4.『聯合艦隊司令長官 山本五十六』(二〇一一年)
5.『永遠の0』(二〇一三年)

第8章 マンガ原作の作品
1.『右向け左! 自衛隊へ行こう』(一九九五年)
2.『守ってあげたい!』(二〇〇〇年)
3.『沈黙の艦隊』(二〇二三年)

第9章 萌ミリ作品
1.『ガールズ&パンツァー』(二〇一二年~)
2.自衛官募集ポスターから考える「萌え広報」

第10章 米軍協力映画
1.米軍の映画協力基準
2.『トップガン』(一九八六年)
3.『ジェット機出動 第101航空基地』(一九五七年)

第11章 非自衛隊協力映画
1.『戦国自衛隊』(一九七九年)
2.『宣戦布告』(二〇〇二年) 
3.『ローレライ』(二〇〇五年)
4.『空母いぶき』(二〇一九年)

第12章 自衛隊協力映画の時代背景
1.第一期:開始期(一九六〇-六九年)
2.第二期:中断期(一九七〇-八八年)
3.第三期:再開期(一九八九-二〇〇〇年)
4.第四期:発展期(二〇〇一-一一年)
5.第五期:成熟期(二〇一二年以降)

終章 自衛隊広報の現状 
1.自衛隊広報施設
2.自衛隊広報イベント

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