『資本主義再興 危機の解決策と新しいかたち』の詳細情報
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タイトル |
資本主義再興 危機の解決策と新しいかたち |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■コリン・メイヤー [著・文・その他] ■宮島英昭 [著・文・その他] ■清水真人 [翻訳] ■馬場晋一 [翻訳]
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出版社 |
日経BP |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
448p
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Cコード |
0034 |
発売予定日 |
2024-12-14 |
ジャンル |
一般/単行本/経営 |
ISBN |
9784296002061 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
資本主義によって世界経済は驚異的に成長し、豊かになった。しかし、同時に資本主義システムは、格差や不平等、気候変動、環境悪化、社会的排除など様々な弊害を生み出し、近年それらは悪化の一途をたどり、大きな批判を受けている。資本主義が抱えているこれらの深刻な問題をどのように解決すればいいのか。どうすれば資本主義を望ましい形に修正できるのか。オックスフォード大学教授で世界的経済学者のコリン・メイヤーは、本書でその答えを出した。 メイヤー教授は、ビジネスの目的(パーパス)とは何か、利益とは何かを問う。 利益は進歩を促し、進歩は繁栄を生み出すが、一方で深刻な問題を引き起こす。なぜなら、利益は、他者や社会の問題や課題を解決することよってもたらされるが、他者や環境、社会などを犠牲にしても得ることができるからだ。 ビジネスの目的(パーパス)は、人々と地球の問題に対する有益な解決策を生み出すことであるべきで、問題を生み出すことではない。つまり、企業は、問題を生み出して利益を得るべきではない。企業はお金を追い求めるのではなく、問題の解決策を追い求めるべきであり、それを実現するためには、資本主義システムの様々な部分に、「道徳律(他者がしてほしいと望むことを、他者にする)」を根づかせていく必要がある、とメイヤー教授は主張する。この主張は単なる理想論ではない。企業経営、コーポレートガバナンス、法律、会計、金融などにどうやって「道徳律」を組み込んでいけるのか。具体例を交えて、本書でそのフレームワークを明確に提示する。
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目次 |
◎『資本主義再興』の主な内容
パート1 問題 THE PROBLEM 第1章 システム 第2章 課題 パート2 義務 THE DUTY 第3章 道徳律 第4章 法の役割 パート3 方法 THE METHOD 第5章 問題を所有する 第6章 優れた解決策 パート4 真の価値 THE PRIZE 第7章 自然の価値評価 第8章 正しい利益 パート5 コミットメント THE COMMITMENT 第9章 リスクキャピタルの供給 第10章 人類共通のパーパス
解説 宮島英昭(早稲田大学商学学術院教授) |