『60分でわかる! カーボンニュートラル 超入門』の詳細情報
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タイトル |
60分でわかる! カーボンニュートラル 超入門 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■EnergyShift [監修] ■前田 雄大 [著・文・その他] ■前田 雄大 [著・文・その他] ■前田 雄大 [著・文・その他] ■前田 雄大 /監修:EnergyShift [著・文・その他] ■株式会社afterFIT [監修]
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出版社 |
技術評論社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1100円 |
シリーズ |
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ページ数 |
160p
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Cコード |
0060 |
発売予定日 |
2021-12-22 |
ジャンル |
一般/単行本/産業総記 |
ISBN |
9784297125080 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
■脱炭素という課題を企業の成長に変えるポイントが60分でつかめる! 2020年10月の臨時国会で菅総理が「2050年、脱炭素社会の実現を目指す」と宣言したことにより注目を集めたキーワード“カーボンニュートラル”。気候変動への対策といった人類共通の課題という側面ばかりでなく、企業にとってはビジネスモデルの転換や新たなテクノロジーの開発、雇用創出などの経営課題やESG評価による投資への大きな影響が生じます。生活者もエネルギーの転換や食など、生活の抜本的な部分での変化が予想されます。本書では、「国際社会および日本の政策」「影響の大きい産業(エネルギー、運輸、製造)」「国内外企業の取り組み」「最先端の脱炭素技術」「消費生活の変化」といった、広い視点から身近な事象までを捉えて「カーボンニュートラルとは何なのか」をわかりやすく説明します。
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目次 |
【巻頭】 ①カーボンニュートラル実現へ向けた日本の課題 ②再生可能エネルギー(再エネ)の種類と特徴 ③動画でわかる脱炭素技術
Part1 なぜ注目されるのか? 経済や社会のしくみを変えるカーボンニュートラル 001 カーボンニュートラル(carbon neutral)とは 002 カーボンニュートラルと脱炭素はどう違うの? 003 そもそも気候変動は本当に進んでいるの? 004 気候変動対策をしないと未来はない? 005 温室効果ガスの発生源と地球に及ぼす影響は? 007 日本の対策は今どうなっているの? 008 企業の株価にはどう影響するの? 009 金融機関は今後、「炭素」に投資しない? 010 貿易に炭素税が課せられるようになる? 011 PPA争奪戦がすでに始まっている Column 高温による熱中症や農水産物の被害に注意
Part2 日本と世界各国の現状 カーボンニュートラルに向けた日本と世界の動き 012 気候変動交渉でどの国が覇権を握るのか 013 グリーンリカバリーはコロナ禍からの復興のカギとなるか 014 石炭への依存度が低下する欧米諸国 高いままの日本 015 石炭火力に依存せざるをえない 日本の電力エネルギーの背景 016 国内のCO2 排出量の現状はどうなっている? 017 温室効果ガス排出46%削減に向けて日本はどう動く? 018 脱炭素化に取り組みやすい産業と取り組みにくい産業 019 カーボンニュートラルに伴う日本のグリーン成長戦略とは 020 アメリカは脱炭素化でもナンバーワンを目指す 021 経済成長が著しい中国の苦しい脱炭素事情 022 脱炭素化に向けて続々と施策を発表する欧州 023 インフラの新設により再エネ導入を図る東南アジア 024 途上国は先進国の決定に追いつけるのか Column 脱炭素社会を見据えて再エネ導入を図る中東
Part3 再エネ利用による脱炭素化の取り組み カーボンニュートラルで変革するエネルギー産業 025 再生可能エネルギーの市場参入をめぐる争い 026 海を活用する洋上風力発電 027 太陽光発電は世界の脱炭素化を導く王様 028 世界3位の地熱資源の利活用へ技術革新と法改正が進む地熱発電 029 バイオマス発電は脱炭素化につながるのか 030 国を挙げて水素に取り組む日本 031 グリーン成長戦略で重要視されるアンモニア 032 原子力発電は復活するのか Column 膨大なエネルギーを生む核融合発電の可能性
Part4 電動化や蓄電池開発などの取り組み 運輸・製造産業の脱炭素化と競争力強化の戦略 033 日本は世界の自動車戦争に乗り遅れている? 034 次に買う自動車はEV(電気自動車)かもしれない 035 燃料電池車をテコ入れしているのは日本だけ? 036 技術の進歩が急速に進む蓄電池 037 エネルギー効率化に貢献する世界の半導体需要の拡大 038 情報通信業界における高い電力需要への対応策 039 船舶・航空業界も等しくカーボンニュートラルへ向かう 040 物流・土木・インフラも脱炭素化への本格対応を開始 041 日本の競争力を強化するカーボンリサイクル関連産業 Column ミニ四駆のようにEV のバッテリーを交換するしくみ
Part5 著しい成長を遂げる日本の技術 世界の先端を行く日本の脱炭素技術 042 電動化の根幹ともいえる世界最高峰のモーター技術 043 脱炭素化に光をもたらすCO2の高速処理技術 044 植物より効率がいい人工光合成 045 電力ロスを低減するパワー半導体 046 半導体の性能を向上させる酸化ガリウム 047 製造するだけでCO2 が削減されるコンクリート 048 発電と炭素固定化を同時に行う画期的な地熱発電技術 049 形状が自由でエネルギー密度が高い全樹脂電池 050 塗装して使えるペロブスカイト太陽電池 051 空調用の省エネ冷媒でEV 航続距離が最大5割増 052 ミドリムシなどから抽出した油脂で次世代バイオ燃料を開発 Column シリコンの数十倍も高速化するダイヤモンド半導体
Part6 生活や家庭での脱炭素化も重要 カーボンニュートラルがもたらす生活の変化 053 生活にも恩恵をもたらすカーボンニュートラルの動き 054 カーボンニュートラルに伴う雇用の変化 055 電気代はこれから高くなる? 安くなる? 056 CO2 を出さない電力プランで家庭から脱炭素化に貢献 057 ガソリン代の値上がりなど化石燃料分野への影響は? 058 太陽光パネルにより環境と災害に考慮した生活を実現 059 食料や農林水産業でも脱炭素化の取り組みが進む 060 持続可能な社会を目指して脱炭素においても資源循環を構築 Column 畜産業を減らすことが気候変動対策となり得るか
Part7 競争力を高める企業の戦略 カーボンニュートラルで成長を目指す企業の取り組み 061 脱炭素社会で成長するために企業に求められること 062 GAFAM が率先して取り組むサプライチェーンの脱炭素化 063 ENEOS の巨額買収による脱炭素転換 064 脱炭素への高い先見性で世界をリードするテスラ 065 トヨタ自動車の15 年前倒したカーボンニュートラルへの挑戦 066 業務効率化と蓄電池開発で脱炭素を目指すパナソニッ 067 中国との水平分業型モデルでEV 導入を図る佐川急便 |
著者略歴(EnergyShift) |
2020年3月に配信を開始した日本最大級のエネルギーメディア。「脱炭素を面白く」をテーマに、日本のみならず世界のエネルギー転換に関連するニュースを独自の視点で配信している。脱炭素のテーマは広く、再生可能エネルギーやEV、地方創生、銘柄情報などを扱い、経営者層から東証一部社員、一般層まで、日本を支える幅広い人々に読まれている。 |
著者略歴(前田 雄大) |
エネルギーアナリスト。1984年生まれ。2007年、東京大学経済学部経営学科を卒業後、外務省入省。開発協力、原子力、大臣官房業務などを経て、2017年から気候変動を担当。G20大阪サミットの成功に貢献し、パリ協定に基づく成長戦略をはじめとする各種国家戦略の調整も担当。2022年より(株)シグマクシスにプリンシパルとして参画。脱炭素・気候変動に関する講演や企業の脱炭素化支援を数多く手掛けるほか、自身が発行人を務めるYouTubeチャンネル「GXチャンネル」で情報を発信している。地域脱炭素にも明るく、山形県米沢市、群馬県みなかみ町、群馬県片品村のアドバイザーも務める。 |
著者略歴(前田 雄大) |
エネルギーアナリスト。1984年生まれ。2007年、東京大学経済学部経営学科を卒業後、外務省入省。開発協力、原子力、大臣官房業務などを経て、2017年から気候変動を担当。G20大阪サミットの成功に貢献し、パリ協定に基づく成長戦略をはじめとする各種国家戦略の調整も担当。2022年より(株)シグマクシスにプリンシパルとして参画。脱炭素・気候変動に関する講演や企業の脱炭素化支援を数多く手掛けるほか、自身が発行人を務めるYouTubeチャンネル「GXチャンネル」で情報を発信している。地域脱炭素にも明るく、山形県米沢市、群馬県みなかみ町、群馬県片品村のアドバイザーも務める。 |