『みんなの都市 ~初心者のための都市計画マニュアル ~ 』の詳細情報

みんなの都市
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タイトル みんなの都市
サブタイトル 初心者のための都市計画マニュアル
著者 [著者区分]■オサム・オカムラ [著・文・その他]
■ダヴィッド・ベーム [イラスト]
■イジ・フランタ [イラスト]
■イジー・フランタ  [イラスト]
■坂牛 卓 [翻訳]
■邉見浩久 [翻訳]
出版社 鹿島出版会 レーベル
本体価格
(予定)
2500円 シリーズ
ページ数 176p Cコード 3052
発売予定日 2024-06-10 ジャンル 専門/単行本/建築
ISBN 9784306073685 判型 B5変形
内容紹介
「世界では毎日11,000の新しい建物が完成している(でもまだ足りない)」「(電気自動車といえども)車は都市を果てしなくスプロールさせる」……刺激的な言葉と、ユニークなグラフィックで、心をざわつかせながら都市問題を知り、都市づくりの想像力を培う、見たことのない都市計画マニュアル。チェコで刊行され世界5か国で翻訳された話題の書。

都市は誰のもの?――みんなのもの!
2015年、フランスのグルノーブル市はすべての看板を通りから撤去し、代わりに樹木を植えるべきとの判断を下した…「身近な環境と濃密な関係を築くことで、私たちは都市を批判的に見ることができるようになる。私たちが自分自身や身近な人びと、故郷、国、そして地球を大切にするならば、都市が私たちに影響を与えるのと同じように、私たちも都市に影響を与えることになるだろう」(本文より)
目次
都市の用途別ゾーニング/ブラウン・フィールド/郊外化/工業団地/低密度都市/縮小する都市/輸送手段と交通/環境の劣化/公共空間の放置/ジェントリフィケーションと不足する公営住宅/都市の私有化/空き家、老朽化する住宅ストックと不動産投機/新しい建物が建たないことと政治意思の不在/不十分な参加/結び、そしてよい事例
著者略歴(オサム・オカムラ)
オサム・オカムラ Osamu Okamura 1973年生まれ。建築家、教育家、講師。研究テーマは、都市の住みやすさと都市計画の解釈。リベレツ工科大学芸術・建築学部学部長(2019~2023年)。プラハ7市区庁の都市・建築・公共空間開発委員会委員、プラハ市議会公共空間における芸術委員会の議長。欧州プロジェクトShared Citiesの最終成果物のキュレーター、都市におけるより良い共有に関するCreative Momentum、 アニメーションフィルムシリーズ、 Virtual Ritualシアターパフォーマンス。より住みやすい都市に関する国際フェスティバルと会議reSITEのプログラムディレクター。建築専門誌「ERA21」編集長、現在は同誌編集委員会メンバー。ミース・ファン・デル・ローエ賞(現代建築のための欧州連合賞)の公式推薦人。チェコ建築財団の評議員(2015~2020年)として、2018年にフルブライト=マサリク賞を受賞し、シカゴ建築財団(現シカゴ建築センター)に留学、若者のためのプログラムに力を注ぐ。
著者略歴(坂牛 卓)
建築家/東京理科大学教授。1959年東京生まれ。1985年UCLA大学院修士課程修了。1986年東京工業大学大学院修士課程修了。1998年よりO.F.D.A. associatesを主宰。2006年信州大学工学部教授。2007年博士(工学)。2011年より現職。おもな作品に「松ノ木のあるギャラリー」(インターナショナル・アーキテクチャー・アウォード、2015年)。「運動と風景」(SD賞、2017年)など。
著訳書に『言葉と建築』(監訳、鹿島出版会、2006年)、『人間主義の建築』(監訳、鹿島出版会、2011年)、『αスペース』(共著、鹿島出版会、2013年)、『建築プレゼンのグラフィックデザイン』(鹿島出版会、2016年)、『メディアとしてのコンクリート』(共訳、鹿島出版会、2016年)、『建築の条件』(LIXIL出版、2017年)、『建築の設計力』(彰国社、2020年)、『白い壁、デザイナードレス』(共訳、鹿島出版会、2021年)、『会社を辞めて建築家になった』(フリックスタジオ、2023年)、『教養としての建築入門』(中公新書、2023年)など。
著者略歴(邉見浩久)
建築家/鹿島建設建築設計本部、専任部長。1959年生まれ。1985年東京工業大学大学院修士課程修了。1987年イエール大学大学院建築学部修了。1987~88年リチャード・マイヤー・アンド・パートナーズを経て、現在に至る。おもな作品に「鎌倉の家」(「大地に還る住宅」優秀賞、2000年)、担当作品に「東京海上東日本研修センター」(BCS賞、1995年)、「ベネトン表参道(現YSL)」(グッドデザイン賞、2001年)、「フェアモント ジャカルタ」(2015年)、「フォーシーズンスホテル大手町東京」(2020年)など。
著訳書に『篠原一男経由 東京発東京論』(共著、鹿島出版会)、『言葉と建築』(監訳、鹿島出版会、2006年)、『人間主義の建築』(監訳、鹿島出版会、2011年)、『メディアとしてのコンクリート』(共訳、鹿島出版会、2016年)、『白い壁、デザイナードレス』(共訳、鹿島出版会、2021年)、『住宅論』ほか、KazuoShinohara, Casas, 2G #58/59(英訳、2011年)など。
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