『山影の町から』の詳細情報

山影の町から
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タイトル 山影の町から
サブタイトル
著者 [著者区分]笠間 直穂子 [著・文・その他]
出版社 河出書房新社 レーベル
本体価格
(予定)
2000円 シリーズ
ページ数 224p Cコード 0095
発売予定日 2024-12-02 ジャンル 一般/単行本/日本文学、評論、随筆、その他
ISBN 9784309039336 判型 46
内容紹介
・窓から風に乗って流れ込んだ常山木の、爽やかで甘い濃厚な匂いに導かれて(「常山木」)。
・生命の表と裏を引き受ける誠実さの方へ(「巣箱の内外」)。
・経済活動からはこぼれ落ちる、豊かな交換の倫理(「ふきのとう」)。
・外来種という呼称がはらむ排外主義の芽と、植物がみせる「明日の風景」(「葛を探す」)。
・宮沢賢治が見上げた秩父の空(「野ばら、川岸、青空」)。
・鮮やかで深い青紫の花と、家の記憶について(「サルビア・ガラニチカ」)。
・切り捨てられた人間と動物がともにある世界へ(「車輪の下」)。
・都市優位の世界観を解きほぐす作家たち(「田園へ」)。
・見知らぬ女性からの言葉が届く場所で、わたしは届くはずのない文章を待っている(「消される声」)。
・空の無限、星の振動、微かに吹く風は、わたしたちに語りかける(「風の音」)。
……ほか珠玉のエッセイ、三十篇
目次
著者略歴(笠間 直穂子)
1972年宮崎県生まれ。国学院大学文学部教授。翻訳者。著者に『鳥たちのフランス文学』ほか、訳書にM・ンディアイ『心ふさがれて』(第15回日仏翻訳文学賞)、G・クレマン『第三風景宣言』ほか。
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