『五輪と戦後』の詳細情報

五輪と戦後
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タイトル 五輪と戦後
サブタイトル
著者 [著者区分]吉見 俊哉 [著・文・その他]
出版社 河出書房新社 レーベル
本体価格
(予定)
1600円 シリーズ 河出文庫
ページ数 440p Cコード 0136
発売予定日 2024-08-06 ジャンル 一般/文庫/社会
ISBN 9784309421285 判型 文庫(A6)
内容紹介
1964年の成功神話はどこへ行くのか――?
この国にとって五輪とはいったい何なのか――?
戦後日本の呪縛を解く、オリンピック論の決定版!
2021年東京五輪を経て……「文庫版まえがき」を追加
【目次】
文庫版へのまえがき
序 章 東京五輪という呪縛――シナリオが綻びるとき
第I章 ポスト戦争としてのオリンピック――舞台
1 軍都からオリンピックシティへ
2 五輪開催と軍用地返還――もう一つの日米交渉
3 東京復興としての万博・オリンピック
第II章 聖火リレーと祭典の舞台――演出
1 聖火、沖縄を走る――「祖国復帰」への象徴演技
2 神宮外苑にいたる道程――聖火リレーというもう一つの巡幸
3 三つの舞台――神宮外苑・代々木・駒沢
第III章 メダリストたちの日本近代――演技
1 マラソンランナーの悲劇――兵士から国民的英雄へ
2 「東洋の魔女」の伝説――殖産興業の末裔たち
3 もう一つの感動――映画のなかの東京オリンピック
第IV章 増殖する東京モデル――再演
1 ソウル1988――成長するアジアのドラマ
2 北京2008――繰り返される成長のドラマ
3 ドラマにおける反復と転換――札幌と長野
終 章 ドラマトゥルギーの転位――「速く、高く、強く」からの脱却を
目次
著者略歴(吉見 俊哉)
1957年、東京都生まれ。東京大学名誉教授。國學院大学観光まちづくり学部教授。専攻は社会学・文化研究。著書に『都市のドラマトゥルギー』『博覧会の政治学』『親米と反米』『大学とは何か』など多数。
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