『図だけでわかる! 宇宙の終わり』の詳細情報

図だけでわかる! 宇宙の終わり
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タイトル 図だけでわかる! 宇宙の終わり
サブタイトル
著者 [著者区分]横山順一 [監修]
出版社 ニュートンプレス レーベル 図だけでわかる!
本体価格
(予定)
1200円 シリーズ
ページ数 96p Cコード 0040
発売予定日 2025-01-15 ジャンル 一般/単行本/自然科学総記
ISBN 9784315528893 判型 B5
内容紹介
好評の新書籍シリーズ,第5弾は,人気の「宇宙」関連の中でも,特に「宇宙の終わり」についてクローズアップしてみました。ニュートンの強みである美しいイラストを全面に使い,ぱらぱらとめくるだけでもスケールの大きさ,おもしろさを十分実感できる内容となっていますSTEP1~3を順に読んでいくだけなので,長い解説を読み込んだり,読む順番に迷ったりということもありません。

この宇宙はいつまでも変わらない不変なものだとおもっているかもしれません。しかし,長い年月をかけてこの宇宙は成長し,そして今も変化し続けています。そして,気が遠くなるような長い長い年月をかけて,宇宙は終わりをむかえるのです。この本は,宇宙がどのようにしておわりに向かうのか,最期の瞬間はどのようなものかを,時系列に沿ってイラストにあらわしていきます。

ほかにも,「太陽が遠い未来に『ダイヤモンド』のかたまりになる?」,「銀河が衝突したら,惑星や恒星どうしも衝突する?」,「天文学者の頭を悩ます,宇宙膨張に関する大問題とは?」など,おもしろい話題もたくさん取り上げています。
目次
プロローグ
20世紀はじめまで,「宇宙は不変」と考えられていた
有力な宇宙の終わり「三つのシナリオ」


1.イラストでかけ抜ける宇宙のはじまり
現在の宇宙は加速膨張している
宇宙は何もない“ 無” から生まれた
インフレーションによって宇宙は急膨張した
灼熱の宇宙「ビッグバン」のはじまり
飛びかう素粒子から陽子と中性子が生まれた
ついに原子が誕生し,宇宙は晴れわたった
天体がない「暗黒の時代」がしばらくつづく
宇宙で最初の恒星が誕生した
ファーストスターが大爆発し,“ 星の種” をまき散らした
原始の太陽が生まれ,惑星たちが形成されはじめる

Q&A 「ビッグバン」という名称は,皮肉をこめてつけられた? など

2.大迫力のビジュアル 太陽系の終わり
ダイジェスト 宇宙誕生から138 億年の歴史
現在の太陽系を構成するメンバーたち
火星に環ができ,土星の環はなくなる
太陽はどんどん明るくなり,地球が干上がる
ふくらんだ太陽が水星や金星をのみこんでいく
一度ちぢんだ太陽が,ふたたび膨張をはじめる
星雲が太陽系を包み,太陽は死をむかえる
新しい星が生まれず,星の世代交代が止まる
すべての天体が“ 鉄の星” となる可能性もある

Q&A 超新星爆発をこの目で見れる日がくるかもしれない? など

3.暗黒の宇宙 銀河と天体の終わり
現在の太陽系は,天の川銀河の“郊外” に位置している
オリオン座も北斗七星も,大きく形を変えてしまう
天の川銀河が別の銀河に衝突してしまう
1000 億年後,銀河の集団は一つの超巨大な銀河へと成長する
銀河はおたがいに孤立していく
星が燃えつき,宇宙全体は真っ暗になっていく
ブラックホールにのみこまれた天体がときおり輝く
銀河はちりぢりとなり,巨大なブラックホールが残る
陽子が崩壊し,物体は消滅していく
ブラックホールもやがて蒸発し,消滅する

Q&A 銀河が衝突したら,惑星や恒星どうしも衝突する? など

4.イラストでみればちがいがわかる 宇宙の終わりのシナリオ
宇宙を加速膨張させる「ダークエネルギー」
膨張しても薄まらない「負の圧力」をもつ
宇宙の終わり 第1 のシナリオ「ビッグフリーズ」
宇宙がトンネル効果によって生まれ変わる?
宇宙の終わり 第2のシナリオ「ビッグクランチ」
宇宙はビッグクランチとビッグバンをくりかえす
宇宙の終わり 第3のシナリオ「ビッグリップ」
いつかおとずれるかもしれない「真空崩壊」
真空崩壊がおきる可能性はどれくらいあるのか
宇宙は無限に存在する可能性がある

Q&A ダークマターとダークエネルギーのちがいとは? など
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