『最新 小学校英語教育法入門 ~An Introduction to English Education in Elementary School ~ 』の詳細情報
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タイトル |
最新 小学校英語教育法入門 |
サブタイトル |
An Introduction to English Education in Elementary School |
著者 [著者区分] | ■樋口 忠彦 [監修] ■加賀田 哲也 [編集] ■泉 惠美子 [編集] ■衣笠 知子 [編集]
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出版社 |
研究社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2200円 |
シリーズ |
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ページ数 |
272p
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Cコード |
3082 |
発売予定日 |
2023-10-24 |
ジャンル |
専門/単行本/英米語 |
ISBN |
9784327411084 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
小学校で英語教育に携わる人が知っておくべき基礎知識
小学校で英語を教える人にとって必要な基礎知識をコンパクトに収めた半期用の大学教科書。好評を博した『新編 小学校英語教育法入門』(2017年)の改訂版で、2020年に全面実施された学習指導要領に対応した。 改訂にあたり、検定済教科書の詳細な分析に加え、教科担任制、評価のあり方、ICT教材を用いた授業展開など最新のテーマを取り上げた。執筆は、小学校英語教育を理論と実践の両面でリードしてきた日本児童英語教育学会のメンバー。
<目次> はしがき
1 章 外国語教育の目的と目標 2 章 関連分野からみる外国語教育の意義と方向性 3 章 指導者の役割、資質と研修――よりよい指導者をめざして 4 章 教材の構成と内容 5 章 指導目標、領域別目標、年間指導計画の立て方と具体例 6 章 言語材料と4技能の指導 7 章 教材研究①――児童が英語に楽しく触れ、慣れ親しむ活動 8 章 教材研究②――児童が創意工夫し、生き生きと英語を使う活動 9 章 指導方法と指導技術 10 章 いろいろな教材、教具の活用法 11 章 評価のあり方、進め方 12 章 授業過程と学習指導案の作り方 13 章 授業づくり――事前準備から振り返りまで 14 章 豊かな小学校外国語教育をめざして ――外国語活動の成果と課題を踏まえて
資料① 教室英語 資料② 小学校学習指導要領 「外国語」
参考文献 索 引
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目次 |
はしがき
■1 章 外国語教育の目的と目標 1 節 外国語教育の教科化の経緯と目的、理念
2 節 学習指導要領における外国語活動、外国語科の目標 1. 外国語活動、外国語科の目標 2. 育成を目指す資質・能力の三つの柱と指導上の留意点
3 節 小・中・高の外国語教育における小学校の役割 1. 小・中・高の外国語教育の目標 2. 小・中・高の領域別目標
4 節 小学校の外国語は英語が原則である理由
5 節 諸外国の小学校外国語教育―共通点と相違点
■2 章 関連分野からみる外国語教育の意義と方向性 1 節 母語習得と第二言語習得 1. 母語習得研究 2. 第二言語習得研究
2 節 神経言語学と臨界期仮説 1. 脳の働き 2. 臨界期仮説
3 節 発達心理学と学習者要因 1. 発達心理学 2. 学習者要因
4 節 コミュニケーション能力
5 節 国際教育、国際理解教育、および異文化間コミュニケーション COLUMN 1 児童の発達段階に即した授業づくり
■3 章 指導者の役割、資質と研修――よりよい指導者をめざして 1 節 指導者と指導形態 1. 日本の現状 2. 諸外国の現状 3. 質の高い授業づくりをめざして
2 節 指導者の特徴や役割―担任、専科教員、交換授業担当教員、ALT 1. 担任の特徴 2. 専科教員、交換授業担当教員、ALTの特徴
3 節 指導者に求められる資質と能力
4 節 よりよい指導者をめざす 1. 自己研修 2. 校内研修会 3. 外部機関による研修会 COLUMN 2 指導者に求められる資質と能力―ファシリテーターとしての教師
■4 章 教材の構成と内容 1 節 教材の役割と使用法
2 節 教材・テキスト作成の基本方針 1. 文法・構造シラバス 2. 題材(話題・場面)シラバス 3. 概念・機能シラバス 4. タスクシラバス
3 節 日本で使用されるテキストの構成と内容 1. 第3・4学年外国語活動:Let’s Try! の構成と内容 2. 第5・6学年外国語:We Can ! の構成と内容 3. 検定教科書の構成と内容 4. 各社検定教科書の特徴
4 節 韓国、台湾のテキストの構成と内容 1. 韓 国 2. 台 湾
■5 章 指導目標、領域別目標、年間指導計画の立て方と具体例 1 節 指導目標、領域別目標、年間指導計画の設定にあたって 1. 学習指導要領改訂の基本的な考え方 2. 国際理解教育の目標 3. 学習指導要領における外国語活動・外国語科の目標と領域別目標 4. 地域や学校の条件
2 節 指導目標および領域別目標の具体例 1. 指導目標の具体例―沖縄県豊見城市立ゆたか小学校 2. 領域別目標の具体例―京都教育大学附属桃山小学校
3 節 年間指導計画の立て方 1. 作成者と作成の手順 2. 指導内容選択の視点
4 節 年間指導計画の具体例―沖縄県豊見城市立ゆたか小学校
■6 章 言語材料と4技能の指導 1 節 外国語活動・外国語科の言語材料
2 節 4技能の指導 1. 聞くこと 2. 話すこと 3. 読むこと、書くこと(リテラシー)の指導
■7 章 教材研究①――児童が英語に楽しく触れ、慣れ親しむ活動 1 節 望ましい活動の条件と活動の選択、開発の視点
2 節 活動の具体例 1. うた、チャンツ、ライム 2. クイズ 3. ゲーム 4. 絵 本 COLUMN 3 児童の興味・関心を引きつける活動の工夫
■8 章 教材研究②――児童が創意工夫し、生き生きと英語を使う活動 1 節 望ましい活動の条件と改善・開発の視点 1. 望ましい活動の条件 2. 改善・開発の視点
2 節 創意工夫し、英語を生き生きと使う活動 1. Small Talk 2. コミュニケーション・自己表現活動 3. 他教科・他領域に関連した活動(教科横断的な活動) 4. 国際理解活動 5. プロジェクト活動 6. 国際交流活動 COLUMN 4 児童が生き生きと英語を使う活動とは?
■9 章 指導方法と指導技術 1 節 外国語の授業で活用できる指導法 1. Communicative Language Teaching(CLT, 伝達中心の指導法) 2. The Natural Approach(ナチュラル・アプローチ) 3. Content-Based Instruction(CBI, 内容中心の指導法) 4. Content and Language Integrated Learning(CLIL, 内容言語統合型学習) 5. Task-Based Language Teaching(TBLT, タスク中心の指導法) 6. Total Physical Response(TPR, 全身反応指導法)
2 節 児童に合った望ましい指導法とは 1. 発達段階と学習段階 2. 授業時数 3. 学習者の特性 4. 母語の役割
3 節 外国語の授業で活用したい指導技術 1. アクティブ・ラーニング(AL)と協働学習 2. 発問、指名の方法 3. 活動形態
4 節 指導形態に応じた円滑な授業実践のために大切なこと 1. 単独授業、ティームティーチングに共通する大切なこと 2. 学級担任による単独授業で大切なこと 3. 専科教員や交換授業担当教員による授業で大切なこと 4. ティームティーチングで大切なこと
■10 章 いろいろな教材、教具の活用法 1 節 教材、教具の選定の視点 1. 視点①―音声や基本的な表現に慣れ親しませる 2. 視点②―主体的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育成する 3. 視点③―異文化について理解を深める
2 節 教材、教具、機器の活用法と作成方法 1. 実物、模型、写真など 2. 絵カード 3. ICT教材とデジタル教科書の活用法
3 節 教材、教具、機器利用上の留意点
■11 章 評価のあり方、進め方 1 節 評価とは
2 節 評価方法
3 節 評価の観点と望ましい評価のあり方
4 節 さまざまな評価方法と進め方 1. 児童の発表や行動の観察による評価 2. 自己評価 3. パフォーマンス評価 4. ポートフォリオ評価 5. その他の評価方法
5 節 評価の活かし方と留意点 COLUMN 5 児童を育てる相互評価と自己評価
■12 章 授業過程と学習指導案の作り方 1 節 授業過程―各授業過程の役割と必要な活動 1. 授業過程 2. 各授業過程の役割と必要な活動
2 節 学習指導案の構成と作り方 1. 学習指導案の構成と内容 2. 本時の展開の内容と書き方
3 節 学習指導案の具体例 学習指導案①―Let’s Try! 2 を創造的に活用した学習指導案 学習指導案②―コミュニケーション能力の育成を目指した学習指導案
4 節 学習指導案の活用
■13 章 授業づくり――事前準備から振り返りまで 1 節 授業前の準備 1. 単元における本時の位置づけの明確化 2. 教材研究 3. 学習指導案(本時の展開部分)の作成 4. 単元の評価を行う活動と評価方法の検討 5. 視聴覚教材、教具、ICT教材の準備 6. ワークシート、振り返りカードの作成 7. 教室環境の整備 8. ALTや特別非常勤講師等の外部講師との打ち合わせ
2 節 授業中の留意点 1. 授業過程全体に共通する留意点 2. 各授業過程における留意点
3 節 授業後の振り返り 1. 振り返りの方法 2. 振り返りの内容 3. 振り返りの活用 COLUMN 6 授業づくりのコツ―3つの共有とPDCAサイクル
■14 章 豊かな小学校外国語教育をめざして ――外国語活動の成果と課題を踏まえて 1 節 外国語活動の成果と課題 1. 外国語活動の成果 2. 外国語活動の課題
2 節 小学校外国語教育の課題と改善策 1. 指導者と指導体制 2. 高学年の時間割編成―短時間授業と長時間授業の活用法 3. 読むこと、書くこと(リテラシー)の指導 4. 小・中の接続・連携 5. 教育予算
資料① 教室英語 資料② 小学校学習指導要領 「外国語」
参考文献 索 引 |
著者略歴(樋口 忠彦) |
樋口忠彦【監修】(ひぐち・ただひこ) 前・近畿大学教授。大阪教育大学助教授、近畿大学教授を歴任。日本児童英語教育学会(JASTEC)および英語授業研究学会元会長、現在、両学会の特別顧問。編著書に『小学校からの外国語教育』『これからの小学校英語教育』『小学校英語教育の展開』『小学校英語内容論入門』『個性・創造性を引き出す英語授業』(以上、研究社)、『Q&A 小学英語指導法事典』『Q&A 中学英語指導法事典』、監修に『Q&A 高校英語指導法事典』『「深い学び」を促す小学校英語授業の進め方』(以上、教育出版)など。 |
著者略歴(加賀田 哲也) |
加賀田哲也【代表編者】(かがた・てつや) 大阪教育大学教授。博士(人間科学)。日本児童英語教育学会(JASTEC)理事、関西英語教育学会(KELES)理事、英語授業研究学会理事他。編著書に『Q&A 小学英語指導法事典』『「深い学び」を促す小学校英語授業の進め方』(以上、教育出版)、『小学校英語内容論入門』(研究社)、共著書に『小学校英語教育の展開』(研究社)、『英語授業改善への提言』(教育出版)など。文部科学省検定教科書英語(小・中・高)の著者。 |
著者略歴(泉 惠美子) |
泉 惠美子(いずみ・えみこ) |
著者略歴(衣笠 知子) |
衣笠知子(きぬがさ・ともこ) |