『ゲットーの娘たち ~ナチスに抵抗したユダヤ人女性の知られざる歴史 ~ 』の詳細情報
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タイトル |
ゲットーの娘たち |
サブタイトル |
ナチスに抵抗したユダヤ人女性の知られざる歴史 |
著者 [著者区分] | ■ジュディ・バタリオン [著・文・その他] ■羽田詩津子 [翻訳]
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出版社 |
国書刊行会 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
3600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
552p
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Cコード |
0022 |
発売予定日 |
2024-12-25 |
ジャンル |
一般/単行本/外国歴史 |
ISBN |
9784336076762 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
ナチスドイツ占領下のポーランドでレジスタンス運動に参加した、勇敢なユダヤ人女性たち。彼女たちは武器や資金の密輸、抵抗活動に携わり、勇敢にもナチスに抵抗した。これまで男性たちの陰で語られなかった彼女たちの活躍を描く、歴史ノンフィクション。
戦争において男性を物語の中心におく伝統的な記述では、女性たちの貢献が軽視されてきた。しかし著者は、第二次世界大戦において重要な、女性たちの経験に関する多くの事実を発見する。綿密な調査にもとづき生々しく描かれる、ナチスによってゲットーに押し込められたユダヤ人たちの暮らしと、強制収容所での凄惨な日々。 そして秘密活動に従事する女性たちの、サスペンス小説のように手に汗を握る緊迫した日常。
スティーブン・スピルバーグ監督によりハリウッド映画化権を取得されたのも納得の内容!
「何であろうと彼女たちを止まらせることはできない。その決意を揺るがせるようなものは存在しない……女性たちの物語は、歴史の輝かしい1ページとなるだろう。この娘たちは不屈だ」 (歴史家エマヌエル・リンゲルブルム(1900年-1944年)がワルシャワ・ゲットーで書いた1942年の日記より)
【受賞歴(一部)】 全米ユダヤ人図書賞受賞、カナダ・ユダヤ人文学賞受賞、宗教の自由と寛容のためのテイツ賞受賞、Goodreadsチョイス賞ファイナリスト、ヴァイン賞ファイナリスト、NPRベストブック選出、『インディゴ』歴史書トップ10選出、Alma年間最優秀歴史書選出、『アルゲマイナー』紙「世界に影響を与えたトップ100人」選出(以上、2021年~2022年)など多数。
【海外書評(一部抜粋)】 「戦争中の女性の勇気に鮮やかな賛辞を捧げている」(パブリッシャーズ・ウィークリー)
「史上最も勇敢な女性たちを探しているなら、この力強い物語を薦める」(リーダーズ・ダイジェスト)
「心をつかみ、忘れがたい、そして見事な語り口」(エコノミスト)
「最も厳しい時代における人間の勇気の力の証……信じられないほど感動的」(BBC)
「第二次世界大戦の歴史、人間精神の回復力と女性の友情の力についての重要な記録」(ブックリスト)
「いつの時代も女性たちの誇りと戦争への怒りは変わらない」(ニューヨーク・タイムズ) ほか多数!
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目次 |
主な登場人物
はじめに 気性の激しい女たち プロローグ 未来へ飛ぶ――防御か救出か?
第1部 ゲットーの娘たち 第1章 ポーリン 1924年10月 第2章 火から火へ 1939年9月 第3章 女性が戦いに加わる 1939月12月 第4章 新しい朝を迎える――ゲットーでの恐怖 1940年4月 第5章 ワルシャワゲットー――教育と言葉 1940年10月 第6章 精神から血へ――ZOBになる 1941年12月 第7章 さまよう日々――ホームレスから家政婦へ 1942年8月 第8章 石に変わる 1942年10月 第9章 黒いカラス 1942年10月 第10章 歴史の三本の線――クラクフのクリスマスの奇跡 1942年10月 第11章 一九四三年新年――ワルシャワにささやかなレジスタンス 1943年1月
第2部 悪魔か女神か 第12章 準備 1943年2月 第13章 運び屋の女性たち 1943年5月 第14章 ゲシュタポの内部 1943年5月 第15章 ワルシャワゲットー蜂起 1943年4月 第16章 三編みの活動家 1943年5月 第17章 武器、武器、武器 1943年5月 第18章 絞首台 1943年6月 第19章 森の中のドロル――パルチザン部隊 1943年6月 第20章 隠れ家、金、救出 1943年7月 第21章 血の花 1943年7月 第22章 ザグレンビエのエルサレムが燃えている 1943年8月
第3部 どんな国境をも越えていく 第23章 隠れ家からその先へ 1943年8月 第24章 ゲシュタポのネット 1943年8月 第25章 カッコー 1943年8月 第26章 姉妹たち、復讐を! 1943年9月 第27章 日々の光 1943年10月 第28章 大脱走 1943年11月 第29章 「これが最後の旅だと言ってはならない」 1943年12月
第4部 精神的遺産 第30章 生きることの恐怖 1944年3月 第31章 忘れられた力 1945年
エピローグ 行方不明のユダヤ人 その後 覚え書き 参考文献 訳者あとがき |
著者略歴(ジュディ・バタリオン) |
ジュディ・バタリオン カナダ出身。ロンドン大学コートールド・インスティテュートで美術史博士号取得。博物館学芸員、大学講師を務める。著書に、ホロコーストを逃れたユダヤ系ポーランド人移民である自身の家族を描いた回想録“White Walls”(2016)がある。 |
著者略歴(羽田詩津子) |
羽田詩津子 英米文学翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒。M・C・ビートン「英国ちいさな村の謎シリーズ」(原書房)をはじめ、リリアン・J・ブラウンの「シャム猫ココ・シリーズ」、アガサ・クリスティ『予告殺人』『アクロイド殺し』、スーザン・オーリアン『炎の中の図書館』、ヴィッキー・マイロン『図書館ねこデューイ』(いずれも早川書房)、ティラー・J・マッツェオ『歴史の証人 ホテル・リッツ』『イレナの子供たち』(いずれも東京創元社)、フランシス・ホジソン・バーネット『秘密の花園』(角川文庫)など、ミステリ、ノンフィクションなどの分野で訳書多数。著書に『猫はキッチンで奮闘する』(ハヤカワ文庫)。 |