『東急 暮らしと街の文化 ~100年の時を拓く ~ 』の詳細情報
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タイトル |
東急 暮らしと街の文化 |
サブタイトル |
100年の時を拓く |
著者 [著者区分] | 世田谷美術館 [編集]
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出版社 |
国書刊行会 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
2600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
240p
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Cコード |
0070 |
発売予定日 |
2024-12-05 |
ジャンル |
一般/単行本/芸術総記 |
ISBN |
9784336076847 |
判型 |
B5変形 |
内容紹介 |
渋沢栄一が「自然を多分に取り入れた都会」、「農村と都会を折衷したような田園趣味の豊かな街」という田園都市構想実現のために創業した田園都市株式会社を源流とする東急。その事業精神は五島慶太に継承され、今もなお、田園都市線という路線名が同社の企業精神を示しているといえる。本書では、「東急の輸送事業」、「東急の街づくり」、「東急沿線に居住した作家たち」、「東急の文化的社会貢献」というテーマを設け、さまざまな歴史的資料、また美術作品などによって、地域の文化的事象を検証、東急が渋谷を含む東京の西域、そして神奈川県内で展開してきた事業の数々が、人間の生活の基盤となる“暮らし”と“街”の創造に果たしてきた100年を超えるその役割と歩みをたどる。
◆車両の設計図面などふだんは目にすることができない鉄道関係の資料や記念乗車券、新たな街づくりの計画や誕生を知らせるパンフレット、東急沿線に住んだアーティストたちの仕事、さらには懐かしい渋谷・五島プラネタリウムにまつわる資料や、演劇・音楽・アートなど多彩な文化を発信し続ける東急Bunkamuraの活動など、東急の歴史と未来を一望に! *2024年11月30日(土)より世田谷美術館で開催される展覧会「東急 暮らしと街の文化――100年の時を拓く」公式カタログ
【目次】 ◆第1章 暮らしの時を運ぶ ―東急の輸送事業 1章-1|沿線案内図 1章-2|記念乗車券など 1章-3|鉄道にまつわる模型 1章-4|鉄道車両の設計図 1章-5|鉄道にまつわる資料 1章-6|バスにまつわる資料 ◆第2章 街の時を拓く ―東急の街づくり 2章-1|戦前の宅地開発 2章-2|戦後の宅地開発 ◆第3章 沿線に寄り添う創造 ―東急沿線に居住した美術家たち 3章-1|田園都市線・世田谷線沿い 3章-2|大井町線・目黒線・東横線沿い 3章-3|それぞれの渋谷 ◆第4章 文化を拓き、育てる ―東急の文化的社会貢献 4章-1|学校法人五島育英会 4章-2|天文博物館五島プラネタリウム 4章-3|電車とバスの博物館 4章-4|多摩川園と多摩川能楽堂 4章-5|五島美術館 4章-6|東急財団 4章-7|東横劇場(旧・東横ホール) 4章-8|文化の発信基地としてのBunkamura 4章-9|多摩川スピードウェイ 4章-10|駒沢野球場 4章-11|田園コロシアム
東京郊外と私鉄沿線の形成 ―鉄道空白地帯に展開した東急電鉄(岡田直) 東急大井町線沿線における建築と街 ―新しい暮らしのために(岡山理香) 田園都市線地下5駅リニューアル「Green UNDER GROUND」(山口洋賢) 東急の歴代車両 バス事業 往年の車両たち 東急各線 駅舎今昔 関連年表
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目次 |
「東急 暮らしと街の文化 ―100年の時を拓く」の開催にあたって(橋本善八) On the Occasion of the Opening of the Tokyu: Neighborhood Life and Culture Exhibition(Hashimoto Yoshiya) ご挨拶(野本弘文) Message(Nomoto Hirofumi) 東急がつくった沿線、沿線がつくった東急(高嶋修一)
◆第1章 暮らしの時を運ぶ ―東急の輸送事業 1. Networks Supporting Daily Life: Tokyu’s Transit Services 1章-1|沿線案内図 1章-2|記念乗車券など 1章-3|鉄道にまつわる模型 1章-4|鉄道車両の設計図 1章-5|鉄道にまつわる資料 1章-6|バスにまつわる資料 ◆第2章 街の時を拓く ―東急の街づくり 2. Creating Communities: Tokyu’s Residential Development 2章-1|戦前の宅地開発 「玉川全円耕地整理」について 蔵田周忠と等々力(東横)ジードルンクについて 2章-2|戦後の宅地開発 「城西南地区開発趣意書」 内井昭蔵について ◆第3章 沿線に寄り添う創造 ―東急沿線に居住した美術家たち 3. Creativity Flourishes Along the Railways: Artists Who Lived on the Tokyu Lines 3章-1|田園都市線・世田谷線沿い 3章-2|大井町線・目黒線・東横線沿い 3章-3|それぞれの渋谷 ◆第4章 文化を拓き、育てる ―東急の文化的社会貢献 4. Exploring and Fostering Culture: Tokyu’s Social Contributions 4章-1|学校法人五島育英会 4章-2|天文博物館五島プラネタリウム 4章-3|電車とバスの博物館 4章-4|多摩川園と多摩川能楽堂 4章-5|五島美術館 4章-6|東急財団 4章-7|東横劇場(旧・東横ホール) 4章-8|文化の発信基地としてのBunkamura 4章-9|多摩川スピードウェイ 4章-10|駒沢野球場 4章-11|田園コロシアム
東京郊外と私鉄沿線の形成 ―鉄道空白地帯に展開した東急電鉄(岡田直) 東急大井町線沿線における建築と街 ―新しい暮らしのために(岡山理香) 田園都市線地下5駅リニューアル「Green UNDER GROUND」―駅とまちの未来(山口洋賢) 東急の歴代車両 バス事業 往年の車両たち 東急各線 駅舎今昔 「東急 暮らしと街の文化 ―100年の時を拓く」関連年表 主要参考文献 出品作家略歴 出品リスト |
著者略歴(世田谷美術館) |
1986年(昭和61年)3月30日開館。砧公園の一角に位置する。恵まれた自然環境を存分に生かした建築デザインは、建築家内井昭蔵によるもので、内井はこれにより毎日芸術賞・日本芸術院賞を受賞した。近現代の作品を中心に、日本国内はもちろん、海外の作品も含め、これまで約18,000点の美術作品を収集。アンリ・ルソーや素朴派の作品、世田谷区ゆかりの作家の作品が、コレクションの大きな柱となっている。美食家で、書、器といった様々な分野で才能を発揮した北大路魯山人の作品も特色あるコレクションとなっている。 |