『アナイス・ニン文学への視点 小説と日記、作家と創意』の詳細情報
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タイトル |
アナイス・ニン文学への視点 小説と日記、作家と創意 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | ■山本 豊子 [編集] ■Suzanne Nalbantian [著・文・その他] ■コリンズ 圭子 [著・文・その他] ■Catherine Broderick Vreeland [著・文・その他] ■石井 光子 [著・文・その他] ■Anna Balakian [著・文・その他] ■奥沢 エリ [著・文・その他] ■Sharon Spencer [著・文・その他] ■大野 朝子 [著・文・その他] ■Lajos Elkan [著・文・その他] ■佐竹 由帆 [著・文・その他] ■木村 淳子 [著・文・その他] ■本田 康典 [著・文・その他] ■小林 美智代 [著・文・その他] ■矢口 裕子 [著・文・その他] ■杉嵜 和子 [著・文・その他] ■鈴木 章能 [著・文・その他] ■三宅 あつ子 [著・文・その他] ■ルッケル瀬本 阿矢 [著・文・その他] ■金井 彩香 [著・文・その他] ■井出 達郎 [著・文・その他] ■Wayne E. Arnold [著・文・その他] ■渡部 あさみ [著・文・その他]
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出版社 |
三修社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
4600円 |
シリーズ |
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ページ数 |
336p
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Cコード |
3098 |
発売予定日 |
2025-01-10 |
ジャンル |
専門/単行本/外国文学、その他 |
ISBN |
9784384060805 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
21世紀におけるアナイス・ニン研究の学術的基盤となる1冊 独自性を放つ稀有な作家アナイス・ニンの文学の魅力、そして、多重で複雑な自己を生きる起動への探究が描かれた意匠を尽くした言葉に遭遇する愉しみを多方面から様々な視点で研究者が伝える。 第1部では、Anaïs Nin Literary Perspectivesから、珠玉の論考を日本語訳で21世紀の現在へと研究の流れをつなげる。第2部は、ヘンリー・ミラー、ヴァージニア・ウルフ、紫式部、H.D.、サルヴァトール・ダリといった作家や芸術家との関わりを視野にいれつつ、ニンの文学性、時代性などの特徴を読み解く。またライフ・ライティングという視点から多面的に解釈する。
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目次 |
第1部 Fram Anaïs Nin Literary Perspectives マクミラン社(1997)からの日本語翻訳論文
審美的な嘘 Aesthetic Lies スザンヌ・ナルバンティアン(Suzanne Nalbantian)翻訳:コリンズ圭子
彼女の独創による二つの都市:『内面の都市』における都市の図像化手法 Cities of Her Own Invention: Urban Iconology in Cities of the Interior キャサリン・ブロデリック(Catherine Broderick)翻訳:石井光子
詩人、アナイス・ニン Anaïs Nin, the Poet アナ・バラキアン(Anna Balakian)翻訳:奥沢エリ
セラピーを超えて:オットー・ランクへの持続的な愛情 Beyond Therapy: The enduring Love of Anais Nin for Otto Rank シャロン・スペンサー(Sharon Spencer)翻訳:大野朝子
誕生とジェンダーの言語学:男性的/女性的 Birth and Linguistics of Gender: Masculine/Feminine ラヨシュ・エルカン(Lajos Elkan)翻訳:佐竹由帆
二つの言語の間で--日本におけるアナイス・ニンの翻訳と受容 Between Two Languages: The Translation and Reception of Anais Nin in Japan ジュンコ・キムラ(Junko Kimura)翻訳:木村淳子
第2部 アナイス・ニンとその文学思潮を読み解く
アナイス・ニンと紫式部――ヘンリー・ミラーにおける 本田康典
太陽と月―-1930年代のヘンリー・ミラーとアナイス・ニン 小林美智代
さえずり機械への頌歌————冥王まさ子と矢川澄子のグリンプス 矢口裕子
アナイス・ニンと夢 杉嵜和子
男性的規範からの決別の夢―『人工の冬』と女性シュルレアリスト 鈴木章能
D.H.ロレンスと二人のモダニスト女性作家―アナイス・ニンとH.D. 三宅あつ子
アナイス・ニンとサルバドール・ダリ―トラウマ的体験と文化的影響の相互作用についての比較分析 ルッケル瀬本阿矢
女性らしさと均衡――アナイス・ニンとヴァージニア・ウルフの自己探求の物語 金井彩香
「流れ」の場としての家に向けて――『内面の都市』における隠喩としての建築 井出達郎
越境する小説『コラージュ』――アナイス・ニンと廻り環る物語 山本豊子
ニューヨーク公共図書館所蔵のアナイス・ニンによる書簡アーカイヴの概要 ウエィン・アーノルド|渡部あさみ
・付録 A Conference on Anaïs Nin (New York 1994)英文プログラム記載 座談会 アメリカ文学を考える A・ニン/江藤淳/大江健三郎(『文藝』(1967年2月号第6巻) ・人名・作品名索引 ・項目索引 ・執筆者・翻訳者紹介(掲載順) ・あとがきにかえて キャサリン・(ヴリーランド・)ブロデリック 翻訳:石井光子 |
著者略歴(山本 豊子) |
山本豊子(やまもと とよこ) 東京女子大学非常勤講師 |
著者略歴(Suzanne Nalbantian) |
スザンヌ・ナルバンチャン (Suzanne Nalbantian) ロングアイランド大学教授 |
著者略歴(コリンズ 圭子) |
コリンズ圭子(こりんず けいこ) 中央大学非常勤講師 |
著者略歴(Catherine Broderick Vreeland) |
キャサリン・ブロデリック・ヴリーランド (Catherine Broderick Vreeland) 神戸女学院大学名誉教授、ミシガン州立大学客員教授(1987–1988) |
著者略歴(石井 光子) |
石井光子(いしい みつこ) 阪南大学名誉教授、イェール大学客員研究員(2000-2001) |
著者略歴(Anna Balakian) |
アンナ・バラキアン (Anna Balakian) ニューヨーク大学名誉教授 |
著者略歴(奥沢 エリ) |
奥沢エリ(おくさわ えり) 翻訳家・通訳(英仏日) |
著者略歴(Sharon Spencer) |
シャロン・スペンサー (Sharon Spencer) 元モントクレア州立大学教授、作家 |
著者略歴(大野 朝子) |
大野朝子(おおの あさこ) 東北文化学園大学准教授 |
著者略歴(Lajos Elkan) |
ラヨシュ・エルカン (Lajos Elkan) 元ロングアイランド大学教授 |
著者略歴(佐竹 由帆) |
佐竹由帆(さたけ よしほ) 青山学院大学教授 |
著者略歴(木村 淳子) |
木村淳子(きむら じゅんこ) 北海道武蔵女子短期大学名誉教授、詩人 |
著者略歴(本田 康典) |
本田康典(ほんだ やすのり) 宮城学院女子大学名誉教授 |
著者略歴(小林 美智代) |
小林美智代(こばやし みちよ) 関西大学非常勤講師 |
著者略歴(矢口 裕子) |
矢口裕子(やぐち ゆうこ) 新潟国際情報大学教授 |
著者略歴(杉嵜 和子) |
杉嵜和子(すぎさき かずこ) 岐阜聖徳学園大学名誉教授、元アナイス・ニントラスト理事 |
著者略歴(鈴木 章能) |
鈴木章能(すずき あきよし) 長崎大学教授 |
著者略歴(三宅 あつ子) |
三宅あつ子(みやけ あつこ) 関西学院大学非常勤講師 |
著者略歴(ルッケル瀬本 阿矢) |
ルッケル瀬本 阿矢(るっける せもと あや) 立命館大学准教授 |
著者略歴(金井 彩香) |
金井彩香(かない さいか) 酪農学園大学准教授 |
著者略歴(井出 達郎) |
井出達郎(いで たつろう) 東北学院大学准教授 |
著者略歴(Wayne E. Arnold) |
ウェイン・アーノルド (Wayne E. Arnold) 北九州市立大学准教授 |
著者略歴(渡部 あさみ) |
渡部あさみ(わたなべ あさみ) 北海学園大学教授 |