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タイトル |
反密教学 |
サブタイトル |
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著者 [著者区分] | 津田 真一 [著・文・その他]
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出版社 |
春秋社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
4000円 |
シリーズ |
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ページ数 |
400p
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Cコード |
0015 |
発売予定日 |
2024-06-19 |
ジャンル |
一般/単行本/仏教 |
ISBN |
9784393113820 |
判型 |
A5 |
内容紹介 |
〈利他行の宗教〉と〈瑜伽の宗教〉という二分法を用いて、〈華厳〉と〈釈尊の宗教〉、〈大乗〉と〈密教〉、を両立不可能なものとして分ける特異な見方や、反密教として密教は完結したと結論する密教思想史などを含む斬新で独創的な対談と論考八篇。
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目次 |
「反密教学」の現在位置 改訂版の「はしがき」に代えて 序 『法華経』・願成就の哲学――〈大乗以後〉の仏教の原理と論理 I 密教理解の現位置 II 釈尊の宗教と華厳 III 大日経世界と空海 IV タントリズム瞥見――サンヴァラの儀礼と教義 V 『秘密集会タントラ』――インド密教に於ける即身成仏の思想とその儀礼 VI 密教から反密教へ――『ヘーヴァジュラ・タントラ』に於ける真理の問題 VII 空海の解釈学 VIII 稜線上の密教 あとがき 改訂版あとがき |
著者略歴(津田 真一) |
1938年、東京都生まれ。東京大学文学部印度哲学梵文学科卒業。Ph.D.(A.N.U.)、文学博士(東京大学)。元国際仏教学大学院大学教授。財団法人東方研究会研究員、東方学院講師。著書には『アーラヤ的世界とその神』(大蔵出版、1998)、『和訳 金剛頂経』(東京美術、1995)、『大乗仏典――中国・日本篇 18空海』(中央公論社、1993)などがある。 |