『奇人問答 ~『龐居士語録』を読む ~ 』の詳細情報
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タイトル |
奇人問答 |
サブタイトル |
『龐居士語録』を読む |
著者 [著者区分] | 則竹 秀南 [著・文・その他]
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出版社 |
春秋社 |
レーベル |
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本体価格 (予定) |
1700円 |
シリーズ |
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ページ数 |
180p
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Cコード |
0015 |
発売予定日 |
2023-10-17 |
ジャンル |
一般/単行本/仏教 |
ISBN |
9784393140215 |
判型 |
46 |
内容紹介 |
在俗にありながら唐代の名僧の石頭希遷や馬祖道一と堂々と渡り合った龐居士の語録は、奇妙奇天烈ながらもどこかおかしみがあり、まさに奇人同士の対話といえる。この空に徹し純に生きた居士の境地を、稀代の老師が紹介し解説する。
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目次 |
石頭希遷和尚との問答 ○一切の存在と関わらない者 ○日用即妙用
馬祖道一和尚との問答 ○西江の水を一口で飲み切れ ○不昧本来人 ○筋骨ない水
薬山和尚との問答 ○釈尊の説かれた一乗の法とは ○真白な雪の舞い落ちるところ
齊峰和尚との問答 ○盗人は誰だ ○前と後ろの違い ○齊峰の高さ ○正面きって云ってはいけない
丹霞和尚との問答 ○娘の霊照との出会い ○口が不自由と耳が不自由と ○丹霞と龐さん ○眼の狭さ ○帽子問答 ○七と一 ○波をたてるもの
百霊和尚との問答 ○力量を得るとは ○云えても云えなくても ○どう云うのか ○眼目とは
大同和尚との問答 ○ざるの値打ち ○言葉というもの ○胎内での一句 ○門を閉じたり開けたり
長髭和尚との問答 ○主人公の問答
松山和尚との問答 ○なぜ言えぬのか ○牛はそれを知らぬ ○杖のこと ○はまる ○物差しとは!
本谿和尚との問答 ○人の長短 ○一円相の騒動
大梅和尚との問答 ○梅の食べ方
大毓和尚との問答 ○供養の受け方 ○真空のところ
則川和尚との問答 ○老と健 ○法界は身を容れない ○主と客と
洛浦和尚との問答 ○暑い時、寒い時の挨拶
石林禅師との問答 ○拳骨の示すところ ○言句を惜しむな ○口あれども物云えず
仰山禅師との問答 ○あお向けとうつ伏せ
谷隠和尚との問答 ○野狐禅退治
看経僧との問答 ○お経を読む行儀
化縁僧との問答 ○お布施のもらい方
牧童との対話 ○路さえ知らない |
著者略歴(則竹 秀南) |
1937年(昭和12年)、台南市に生まれる。1960年(昭和35年)、花園大学卒業。神戸祥福寺僧堂掛錫。山田無文老師の指導を受ける。1985年(昭和60年)、京都妙心寺山内霊雲院住職(現任)。著書に『禅 迷わずまっすぐ』『幸せのうた』『みんな、仏さま――白隠禅師「坐禅和讃」を生きる』(いずれも春秋社)など多数。 |