『フランクル回想録 ~20世紀を生きて ~ 』の詳細情報

フランクル回想録
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タイトル フランクル回想録
サブタイトル 20世紀を生きて
著者 [著者区分]■V.E. フランクル [著・文・その他]
■山田 邦男 [翻訳]
■ヴィクトール・E・フランクル [著・文・その他]
出版社 春秋社 レーベル V.E.フランクルの本
本体価格
(予定)
2300円 シリーズ
ページ数 232p Cコード 0011
発売予定日 2024-09-19 ジャンル 一般/単行本/心理(学)
ISBN 9784393365793 判型 46
内容紹介
意味のない苦しみはない
愛する者の死にうちひしがれながらも、生きる意味を求め続けたヴィクトール・E・フランクル、90年の生涯。『夜と霧』『それでも人生にイエスと言う』では語らなかった自らの悲しみをもユーモアにつつんで綴った唯一の自伝。

今でも覚えている、私は突然泣き出して、彼に言った。「パウル、こんなにたくさんのことがいっぺんに起こって、これほどの試練を受けるのには、何か意味があるはずだよね。僕には感じられるんだ。あたかも何かが僕を待っている。何かが僕に期待している、何かが僕から求めている、僕は何かのために運命づけられているとしか言いようがないんだ」(本書より)
目次
緒言 マルティーナ・ガスト゠ガンペ

I 幼年、そして性格
II 精神医学への道
III ナチス時代
IV 〈意味〉へのたたかい

ヴィクトール・E・フランクルについて

解説 フランクルと時代……山田邦男
訳者あとがき
新装版によせて
著者略歴(V.E. フランクル)
ヴィクトール・E・フランクル 1905年ウィーンに生まれる。ウィーン大学医学部神経学・精神医学教授。その間、ウィーン・ポリクリニック神経科部長を務め、またアメリカの合衆国国際大学、ハーバード大学、ダラス大学などでも講義。世界の27大学から名誉博士号を授与される。フロイト、アドラーの後を受けて、ウィーン第三学派と称されるロゴセラピーを創始し、実存(ないし人間性)の立場に立つ精神療法を唱えた。ナチスの強制収容所における体験記録『一心理学者の強制収容所体験』(『夜と霧』霜山徳爾訳、新版・池田香代子訳、みすず書房)をはじめ、著書『それでも人生にイエスと言う』(山田邦男・松田美佳訳)『制約されざる人間』『意味への意志』他(以上、山田邦男監訳、春秋社)。『時代精神の病理学』(宮本忠雄訳)『精神医学的人間像』(宮本忠雄・小田晋訳、ともにみすず書房)など、その31冊の著書は、日本語、中国語、ロシア語を含め24カ国語で出版されている。1995年ウィーン大学で最後の講義を行い、1997年に心臓病で没する。

著者略歴(山田 邦男)
1941年、大阪市に生まれる。京都大学教育学部博士課程中退。大阪府立大学総合科学部教授を経て、現在同大学名誉教授。人間形成論・哲学的人間学専攻。『人間とは何か』、『それでも人生にイエスと言う』をはじめとしたフランクル・コレクションシリーズ(春秋社)の訳出等、フランクル思想の紹介につとめる。著書に『フランクルとの〈対話〉』(春秋社)など。
著者略歴(ヴィクトール・E・フランクル)
1905年ウィーンに生まれる。ウィーン大学医学部神経学・精神医学教授。その間、ウィーン・ポリクリニック神経科部長を務め、またアメリカの合衆国国際大学、ハーバード大学、ダラス大学などでも講義。世界の27大学から名誉博士号を授与される。フロイト、アドラーの後を受けて、ウィーン第三学派と称されるロゴセラピーを創始し、実存(ないし人間性)の立場に立つ精神療法を唱えた。ナチスの強制収容所における体験記録『一心理学者の強制収容所体験』(『夜と霧』霜山徳爾訳、新版・池田香代子訳、みすず書房)をはじめ、著書『それでも人生にイエスと言う』(山田邦男・松田美佳訳)『制約されざる人間』『意味への意志』他(以上、山田邦男監訳、春秋社)。『時代精神の病理学』(宮本忠雄訳)『精神医学的人間像』(宮本忠雄・小田晋訳、ともにみすず書房)など、その31冊の著書は、日本語、中国語、ロシア語を含め24カ国語で出版されている。1995年ウィーン大学で最後の講義を行い、1997年に心臓病で没する。
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