『見えなくても王手』の詳細情報

見えなくても王手
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タイトル 見えなくても王手
サブタイトル
著者 [著者区分]佐川 光晴 [著・文・その他]
出版社 実業之日本社 レーベル
本体価格
(予定)
1800円 シリーズ
ページ数 216p Cコード 0093
発売予定日 2025-01-23 ジャンル 一般/単行本/日本文学、小説・物語
ISBN 9784408538730 判型 46
内容紹介
がんばれよ。もっと、もっと強くなれ――
盲学校に通う小学4年生の及川正彦は、新任の先生から将棋を教わり、その面白さにすっかりのめりこみます。目の見えない人でも楽しめる将棋盤と駒を使って同級生と対戦、寄宿舎の自室では詰将棋に熱中する日々。そんな正彦の変化を、家族はあたたかく見守りますが――。

盲学校を舞台に、将棋を指す喜びを知り、それぞれに成長を遂げてゆく小学生たちとその家族、教員たちの群像劇。あたたかい読み心地の一冊です。
将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞を受賞、入試にも頻出している『駒音高く』の姉妹編。

装画/高杉千明
目次
著者略歴(佐川 光晴)
1965年東京都生まれ、茅ヶ崎育ち。北海道大学法学部卒業。2000年「生活の設計」で第32回新潮新人賞、2002年『縮んだ愛』で第24回野間文芸新人賞、2011年『おれのおばさん』で第26回坪田譲治文学賞、2019年『駒音高く』で第31回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞受賞。このほかの著作に『牛を屠る』『大きくなる日』『鉄道少年』『満天の花』『日の出』『猫にならって』『あけくれの少女』などがある。
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